佐藤 和弘

Feb 5, 20211 min

中川調剤薬局全体研修Day21(双方向型オンライン研修Day4)で講演

Updated: Nov 2, 2021

中川調剤薬局全体研修Day21(双方向型オンライン研修Day4)で講演しました。

一般論として、有事の状況においても、そしてテクノロジーを中心としたイノベーションの時代である平時の状況においても、極めて重要なのが「変化に適応する組織能力」です。

ただ、その変化に適応する組織能力を養うための魔法の杖はありません。長年かけて組織学習し、現場で実行し、それによって生まれたスモールウィンを源泉にして、次の組織学習と実行につなげていくということを、ひたすら繰り返していくことに尽きます。

その組織学習において重要なのは「伏線回収と着地」、実行において重要なのは「行動の仕組み化」、そしてスモールウィンにおいて重要なのは「意味づける力」です。組織学習において気づきや納得感を生み出す伏線回収のストーリーを描いて着地し、その学びを生かした現場業務の仕組みをつくって行動変容につなげ、その結果をポジティブに意味づけることによってスモールウィンを増やしていく。

変化に適応する組織能力は、そのような営み全体で、少しずつ、少しずつ養われるものだととらえておくことが大切になります。