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Writer's picture佐藤 和弘

「第20回メディエンスFORUM」に登壇しました

先日は、東京で開催された「第20回メディエンスFORUM」に登壇しました。

会場は神田明神ホールで、演題名は「組織を動かすノンテクニカルスキルー一人ひとりが身につけたいロジカルな考え方ー。


問題解決の六大大陸と組織の2:6:2の法則の2つを「これだけは持って帰っていただきたい2つのロジカルな考え方(お土産)」としたうえで、「半径5メートル」という言葉を本講演全体を象徴するキーワードとして、他者の半径5メートルを理解するために重要な視点として「他者から見れば一見非合理的に見えるが、本人にとっては合理的な理由を把握する(非合理性の中の合理性)」を中心にお伝えしました。


講演の最後には、「遂に、AIがノンテクニカルスキルを発揮できる時代が来た」としたうえで、ChatGPTによる問題解決プラン作成の自動化の実演をお見せしました。


問題解決においては、「目的」「現状」「あるべき姿」「問題」「原因」「対策」の6つの論点(大陸)のどれもが重要かつどれも考えることが難しいですが、やはり「あるべき姿」を描くことは特に難しいのではないかと思います。未来は誰にもわからないからです。


しかし、「次の単語を予測している」ChatGPTのような生成AIだからこそ、複数の「あるべき姿」に関する情報もあっという間に生成することができます。実演では、ある「目的」「現状」に関する情報をプロンプトとして入力し、ChatGPTに「あるべき姿」「問題」「原因」「対策」に関する情報を生成してもらった後、さらに複数の「あるべき姿」に関する情報を生成してもらう様子も見てもらいました。


講演後は、座長・演者の方々と、参加者の方々のそれぞれの演者に対するご質問にお答えする形で総合討論。AIに関するご質問を含め、どのご質問も深い気づきを引き出す有意義なもので、その想いにお応えするために、一歩踏み込んだ内容もお伝えしました。

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