• 佐藤 和弘

グローライフ鹿児島ノンテク研修Day9で講演


前回からの半年のなかで、他の法人が羨むであろう問題解決を着実に行なっている現状を、変革リーダーから共有。そして、いかにそれが問題解決する組織の空気が醸成されている証拠であるかを、近年、社会的な空気を変えて人々の行動を変えた事例をもとに講師が説明した。


そのあとは、もちろん事業所ごとの問題解決の議論。全てと言っていいほどの医療介護者が陥るであろう「概念思考」からの脱却と、それを「行動思考」へ切り替えるために、それぞれの【現状】と【あるべき姿】をロールプレイで表現してもらい、そこから見えてくる本当の【問題】を考えてもらった。


突き詰めると、問題解決の六大大陸は、【目的】という自分たちの「願望」以外は、全て現実世界の出来事である。だから、【現状】や【あるべき姿】はもとより、【問題】【原因】【対策】も、本来は行動レベルで表現しなければならない。


講師が、透析現場の「穿刺の分業」という問題設定型の問題解決を例に、【現状】と【あるべき姿】をロールプレイしたのを見たことのある方々。ここでの行動レベルの【問題】は、「他のスタッフの穿刺が上手くならない」といった概念レベルの表現ではない。行動レベルの本当の【問題】は、


スタッフA「そんなことしたら、ほかのスタッフの穿刺が上手くならないじゃないですか!?それで、穿刺担当のスタッフが辞めたりしたら、どうするんですか!?業務が回らなくなりますよ!」


である。これらの違いがなにを意味するのかを、臨場感を持って理解しなければならない。

© 2013 by Kazuhiro Sato