top of page

チクバ外科ノンテク研修Day20

Writer's picture: 佐藤 和弘佐藤 和弘

問題解決の六大大陸で最も重要なのは、言うまでもなく【目的】である。だが、それはあくまでも教科書的な話であり、概念の話に過ぎない。さらにいえば、医療者にとって【目的】は、すでにDNAとして擦り込まれているものであるから、本来はわざわざ言葉にする必要はない。現実の世界で医療を提供する現場にとって本当に重要なのは、未来の現実世界を描く【あるべき姿】である。


つまるところ、問題解決は問題設定で決まり、問題設定は【あるべき姿】で決まる。医療機関の組織変革力の源泉が【あるべき姿】を描く力にあることを、ノンテクを学習し続ける組織は気づいていくだろう。

Recent Posts

See All

玉名市社会福祉協議会玉名市包括支援センター主催のノンテクニカルスキル研修で講演しました

昨日は、玉名市社会福祉協議会玉名市包括支援センター主催のノンテクニカルスキル研修で講演しました。 僕はオンラインで講演。テーマは「会議の空気のマネジメント」。目に見えず手も触れられないけれど、人に影響を及ぼす強大な力を持った「空気」に向き合い、組織の2:6:2の法則を羅針盤...

カネカ労働組合高砂支部で講演しました

先日は、カネカ労働組合高砂支部で講演しました。 医療の立場で他の産業・業界の方々にノンテクニカルスキル教育を提供しているのには、ある目論見があります。それは、「逆輸入」です。 医療発のノンテクニカルスキルを通じてさまざまな産業・業界現場で小さな成功を量産していただき、その成...

群馬県病院局のノンテクニカルスキル新人編で講演しました

先日は、群馬県病院局(心臓血管センター、がんセンター、精神医療センター、小児医療センターの県立4病院)のノンテクニカルスキル新人編での講演のため、群馬県庁へ。 メインセッションは、問題解決プランの作成と学び合い。 「本当の答えは現場にしかない」...

Comments


bottom of page