• 佐藤 和弘

チクバ外科リーダー研修Day27で講演


これだけの段階になると、講師がスライドを使ってレクチャーするといった段階はとうの昔に通り過ぎているので、講演といっても名ばかり。現実の事例に向き合いながら、ひたすら侃侃諤諤と議論していくことを繰り返していく。


現実世界の問題解決は、三歩進んで二歩下がるを繰り返しながら、一歩前進していくのが自然な姿である。


一般的に、医療には「唯一絶対の答えは誰かが知っているはず」といった暗黙の前提があるであろう。しかし、そんなものがあれば皆困ってないわけで、無いからこそ、試行錯誤を繰り返しながら、苦労して最善の答えを探していかなければならない。そして、そのためには、健全な議論を行うための「場」の設計と、議論するための「地図(問題解決の六大大陸)」と、ムラの住民ではない「ヨソ者」の存在が大切である。


そして大事なことは、その「ヨソ者」の使い倒し方。ヨソ者だからこそ言えること(ムラ人だからこそ言えないこと)とは何か。それを理解しながらヨソ者を健全に使い倒せる組織は、結果的にムラ人の生活を豊かにすることにつながる。

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