問題解決の六大大陸(世界地図)において、ある意味唯一人間側が決めなければならないものがあるとすると、それは「目的」です。ただ、このことと、どのような「目的」が考えられるか、言わば目的(案)の選択肢をChatGPTに提案してもらうということとは、明確に分けてとらえることが大切です。
選択肢は「力」であり、あくまでもChatGPTは、選択肢を増やすためのAI伴走者と言えます。
今回(Day22)の会話 ********************* 【佐藤】問題解決の六大大陸(世界地図)を基にあなたが問題解決プランを作成する際、当事者(人間側)が「目的」と「現状」に関する情報を入力することが前提になります。
そのうえで、「目的」によって「あるべき姿」の描き方が変わるのであれば、当事者がより正しい「目的」に関する情報を入力できるかが重要になりますが、当事者自身が「目的」を明確にできなかったり、自分が表現した「目的」が本当に正しいのか、別の「目的」もあるのではないかといったことを悩むかもしれません。
そのような場合に、当事者が入力した「現状」に関する情報を基に、あなたから「このような『目的』が考えられます」といったように、「目的」に関する情報の提案をしてもらえたら、当事者はその選択肢を通じて、より正しい「目的」を入力することができるかもしれません。
では、当事者が入力した「現状」に関する情報を基に、あなたは「目的」に関する情報の提案をすることは可能でしょうか?可能であれば、医療現場を想定して具体例を示してください。
【ChatGPT】はい、それは可能です。具体的な医療現場を想定した例を以下に示します。 入力(現状):「私たちは地方の小規模なクリニックを運営しています。しかし、医師が不足しており、患者さんへの対応が追いつかない状態です。特に、慢性疾患を持つ患者さんの定期的なフォローアップが難しいです。」 この情報に基づいて、私からの提案(目的)は以下のようになります。
1. 目的A: 医師の効率を向上させることにより、より多くの患者を診察できるようにする。具体的には、EMR(電子医療記録)システムの導入や、適切な診療管理ソフトウェアを使用することなどが考えられます。 2. 目的B: 医師が不在でも患者さんの健康状態を把握し、適切なケアを提供できるようにする。例えば、テレヘルスサービスやリモートモニタリング技術を導入することで、医師の介在なしに患者さんの状態を追跡することができます。 3. 目的C: 現地コミュニティにおける保健活動を強化し、患者さん自身やその家族が疾患管理を自己主導で行えるようにする。これには、健康教育セミナーや地域のサポートグループの開設などが含まれます。
これらの「目的」はすべて異なる「あるべき姿」を導きます。したがって、これらの提案を参考にしながら、当事者は自身の状況と目標に最も適した「目的」を選択することができます。
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