自己評価や自己修正は現在のところできないとのことですが、一度出力した生成物に対して「反論」してもらうようにプロンプトを入力すると、健全な批判をしてくれます。
ChatGPTは「超優秀な素人」。それを医療現場でノンテクニカルスキルを発揮する専門家に変えるのは、人間側が入力するプロンプト次第ですね。
今回(Day26)の会話 ********************** 【佐藤】医療現場において、当事者(人間側)が入力した「目的」「現状」に関する情報に基づいて、あなたが「あるべき姿」「問題」「原因」「対策」に関する情報を生成するという「問題解決の六大大陸(世界地図)の考え方を用いた問題解決プラン作成の自動化」において大事なことは、一度で最適な問題解決プランを作成するのではなく、当事者(人間側)とあなたが対話を繰り返しながら、より適した問題解決プランに練り上げていくことだと考えています。
その上で、あなたが一度生成した「あるべき姿」「問題」「原因」「対策」に関する情報をあなた自身が批判的に評価して改善させていくことができれば、当事者(人間側)の負担が減るとともに、その思考プロセスを通じて学ぶことができるのではないかと思います。
そこでお伺いしたいのが、このように、あなたが生成した「あるべき姿」「問題」「原因」「対策」をあなた自身が批判的に評価し改善させていくことは可能でしょうか?可能であれば、次の「目的」「現状」に関する情報を基に、具体例を示してください。
目的:次回からの治療において、指示の変更に適切に対応した治療を行う 現状:治療開始前の申し送りの際、今回から物品Bに変更になったという情報は共有したが、誰が準備を担当するかは指示しておらず、他のスタッフも誰かが準備してくれるものだと考えていた。担当スタッフやダブルチェックを行ったスタッフは、すでに物品Bが用意されているものだと思い込んだまま治療を開始した。患者Aさんの治療開始後30分経過した際、物品Bではなく物品Cが使用されていることを担当スタッフが発見。すぐに物品Bに交換して治療を再開、その後のAさんの状態変化は、通常の治療と同様であった。
【ChatGPT】ご指摘の通り、一度生成した「あるべき姿」「問題」「原因」「対策」を再評価し、改善していくプロセスは大切です。しかしながら、私(ChatGPT)は現在のところ、自己評価や自己修正の機能は持っていません。私の能力は、入力データに基づいて情報を生成し、その情報に対してフィードバックがある場合、そのフィードバックを元に改善する、という流れです。自己修正というプロセスは、人間が行うものであり、私はそのサポートを行うことが可能です。
では、提供いただいた「目的」と「現状」の情報に基づいて、「あるべき姿」「問題」「原因」「対策」を生成します。
- あるべき姿: 治療前の申し送りの際に物品の変更があるとき、その物品の準備を誰が担当するかを明確に指示し、全スタッフがそれを確認してから治療を開始する。
- 問題: 物品Bに変更するという情報は共有されたが、誰が準備を担当するかが指示されておらず、治療開始後に物品の誤りが発見された。
- 原因: 物品の準備担当者を指示しなかったことと、担当スタッフやダブルチェックを行ったスタッフが物品Bが既に用意されていると誤って思い込んだこと。
- 対策: 物品の変更がある場合、申し送りの際に準備担当者を明確に指定する。また、全スタッフが新たな物品が適切に準備されていることを確認する習慣をつける。
以上のように評価・改善すべきポイントを特定することができます。当事者がフィードバックを提供し、それに基づいて私が情報を改善することで、より適切な問題解決プランを形成することが可能です。
【佐藤】では、先ほどあなたが生成した以下の情報において、あなたが反論することが可能な内容があれば、その内容と反論できる理由を一覧で示してください。
• あるべき姿: 治療前の申し送りの際に物品の変更があるとき、その物品の準備を誰が担当するかを明確に指示し、全スタッフがそれを確認してから治療を開始する。 • 問題: 物品Bに変更するという情報は共有されたが、誰が準備を担当するかが指示されておらず、治療開始後に物品の誤りが発見された。 • 原因: 物品の準備担当者を指示しなかったことと、担当スタッフやダブルチェックを行ったスタッフが物品Bが既に用意されていると誤って思い込んだこと。 • 対策: 物品の変更がある場合、申し送りの際に準備担当者を明確に指定する。また、全スタッフが新たな物品が適切に準備されていることを確認する習慣をつける。
【ChatGPT】あなたが提出した「あるべき姿」「問題」「原因」「対策」に対する反論を考えると、以下のような点が挙げられます:
- あるべき姿: 反論として、治療前の申し送りの際に物品の変更があるときに限定するのではなく、常にその物品の準備を誰が担当するかを明確に指示するべきではないか。全てのスタッフがそれを確認することはもちろん、それぞれの役割についての明確な理解が重要である。
- 問題: 反論として、物品Bに変更するという情報が共有されたが、誰が準備を担当するかが指示されていないことが問題だけでなく、物品の準備やダブルチェックのプロセス自体に問題があるかもしれない。例えば、治療開始前に全ての物品が正しく準備されていることを確認する機会がなかった、などの問題が存在する可能性がある。
- 原因: 反論として、物品の準備担当者を指示しなかったことだけが原因ではなく、物品の管理体制そのもの、例えば物品の在庫管理、使用前の物品確認などのプロセスに改善の余地がある可能性がある。
- 対策: 反論として、準備担当者を明確に指定するだけでなく、物品の変更がある場合、その変更を全てのスタッフが理解していることを確認するためのプロセスが必要であるかもしれない。物品の管理や準備プロセス全体の見直しも必要かもしれない。
私自身の生成した情報に対する反論は、入力情報や現場の状況により異なり、これらの反論が必ずしも適切であるとは限りません。それぞれの現場や状況において、最適な解決策が何であるかは、現場のスタッフが最もよく理解しています。私の提案は、選択肢を増やすための一つの視点を提供することが目的であり、最終的な判断は現場のスタッフが行うべきです。
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