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  • Writer's picture佐藤 和弘

ノンテクニカルスキル×生成AI Day4〜人間側が「現状」を入力する際のポイント〜

「現状」は旅で例えると「出発地」にあたります。


「どこにたどり着きたいのか(あるべき姿)?」を考えるうえでは、やはり「どこからそこへ向かうのか?(現状)」をより正しくAIに理解してもらうことが大切ですが、そのための興味深いポイントが提案されています。


ここで注目したいのが、「主体や関係性」の項、さらに言えば「感情や意見」の項です。特に「感情」に関しては、ある登場人物の行動も、背景にはどのような感情があるのかを出来る限り把握することによって、その行動の意味合いをより正しく理解することができるのではないかと思います。ただ、感情がその登場人物の中にあるものだとすると、それは積極的に把握しに行かなければ見逃してしまいやすく、だからこそ「現状」の情報として反映しにくいものと言えます。


今回(Day4)の会話 ******************** 【佐藤】ひとまず、ご提案いただいた、人間側が「目的」を入力する際のポイントを前提に議論を進めていきたいと思います。次は、人間側が入力するもう1つの論点である、「現状」を入力する際のポイントについて考えていきましょう。

以前お伝えしたように、私が考える「現状」を表現するうえで大事なことは、「映像レベル」で具体的に表現することです。ここで言う映像レベルとは、現実世界により近い形で表現することを意味しています。

基本的に、人間側は文字を使って「現状」を入力することになると思います。ですので、あなたが文字で表現された「現状」の内容をもとに、現実世界をイメージできることが大切になります。

もちろん、現実世界で起こっている出来事を正しく理解するためには、文字よりも動画や画像を入力したほうがよいかもしれませんが、ここでは、あくまでも文字を入力するということを前提にした場合、どのように表現すれば、あなたが現実世界をより正しく理解することができるでしょうか。

【ChatGPT】文字で表現された「現状」の内容をもとに、現実世界をイメージできるように、人間側が入力する際のポイントを提案いたします。

具体的な詳細:現状を説明する際に、具体的な事例や状況、数字などの詳細情報を提供してください。これにより、私はより正確に現実世界をイメージすることができます。 文脈の明示:現状に関連する背景情報や文脈を説明することで、私はその状況を正確に理解しやすくなります。これには、関連する状況や環境、影響を受ける要因などが含まれます。 時系列情報:現状が発生した時期や、それに関連する過去の出来事や変化を説明してください。これにより、私は現状の成り立ちや進化を理解し、問題解決プランの策定に役立てることができます。 主体や関係者:現状に関与している人物や組織、役割を明確にしてください。これにより、私は現状に関わる人々や組織の関係性を理解し、問題解決プランに適切に反映させることができます。 感情や意見:現状に関連する感情や意見を述べることで、私はその状況の影響や重要性をより深く理解することができます。特に、関係者の立場や感じ方を考慮することが重要です。 これらのポイントに注意しながら、人間側が「現状」を入力することで、私は現実世界をより正確に理解し、効果的な問題解決プランを作成することができます。

【佐藤】的確なご提案ありがとうございます。時系列情報という観点にも関連するのですが、ある出来事が起こった場合、どこまでの時間軸で情報を整理し入力すべきかが難しいですね。

例えば、あるインシデントが起こった際、実は1週間前からそのインシデントにつながる兆候があったにも関わらず、1日前の出来事から「現状」を時系列で整理してしまうと、その兆候を見逃してしまうことになります。一方で、だからといって2週間前の出来事から「現状」を時系列で整理してしまうと、煩雑になったり、関連のない情報まであなたに伝えてしまうことになります。この観点において、あなたの考えを教えてください。

【ChatGPT】確かに、適切な時間軸で情報を整理することは重要です。それぞれの状況や問題に応じて、最適な時間軸が異なる場合があります。以下に、時間軸を適切に整理するための指針をいくつか提案します。

重要な出来事や変化に焦点を当てる:問題や現状に直接関係する重要な出来事や変化に焦点を当てて情報を整理してください。これにより、関連性の低い情報を省くことができます。 インシデントや問題の発生過程をたどる:問題やインシデントが発生するまでの過程をたどり、その原因や背景を理解することが重要です。過去の兆候や関連する出来事を適切に考慮することで、問題の本質を把握しやすくなります。 時間軸の範囲を明確にする:現状に関連する情報を整理する際、時間軸の範囲を明確にしてください。例えば、「過去1ヶ月間の出来事」や「インシデント発生から現在まで」など、具体的な期間を設定することが役立ちます。 インパクトの大きさを考慮する:情報の整理にあたって、その出来事や変化が現状や問題に与えるインパクトの大きさを考慮してください。インパクトが大きいものほど、より詳細に整理することが重要です。 情報の整理と要約:時系列で整理された情報を、簡潔かつ明瞭にまとめることが重要です。不要な情報を省き、本質的な情報だけを伝えることで、私はより効果的に問題解決プランを策定できます。 これらの指針に沿って、適切な時間軸で情報を整理し、現状を入力していただくことで、私はより効果的に問題解決プランを作成することができます。

【佐藤】ご提案の内容をふまえると、やはり、個々の出来事によって、それぞれ適切な時間軸が違うということを念頭に置いて情報を整理することが大切になりますね。

このことを前提にすると、例えば、一度整理した「現状」に関する情報を人間側が入力した際、もしその情報では不足しているとあなたが判断した場合は、「さらに過去にさかのぼって『現状』を整理してみてください」といったように、あなたにフィードバックしていただくことは可能でしょうか?

【ChatGPT】はい、もちろん可能です。私は、入力された情報に基づいて問題解決プランを策定しますが、もし情報が不足していると判断した場合や、より詳細な情報が必要だと感じた場合には、フィードバックを提供します。その際に、どのような情報が必要か、またはどの程度過去にさかのぼって情報を整理すべきかについてもアドバイスを差し上げることができます。

ただし、私が適切なフィードバックを提供できるように、まずはできるだけ具体的で詳細な情報を入力していただくことが重要です。入力された情報が不足している場合や、あいまいな表現が含まれている場合には、私の判断やアドバイスも不正確になる可能性があります。

ですので、まずはできるだけ詳細で具体的な情報を入力していただき、その上で私のフィードバックを参考に情報を追加・修正していただくことで、より効果的な問題解決プランを策定することができるでしょう。

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