「知的好奇心の罠」
人が成長するうえで知的好奇心は大切。だが、「知らないことを知りたい」という好奇心があるがゆえに、「すでに知っていることには興味が湧かない」「もっと違うことを知りたい」といった意識につながり、その結果、知っていることが「できるようになる」ための反復練習がおざなりになると、あれもこれも学ぼうとするが、どれもこれも身につかない。医療者は、医療の世界のアスリートとして、学習環境だけでなく、練習環境もつくることが大切。知的好奇心によって「となりの芝生(知識)は青く見える」ということを理解したうえで。
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