「表の目的と裏の目的」
目的とは、何のためにそれを行うのかを表すもの。ある取り組みを行う場合、複数の目的があるとスタッフが混乱するため、目的は1つに絞っておくことが望ましい。一方で、リーダーは、スタッフと共有する「表の目的」とは別に、組織を導く立場として「裏の目的」も押さえておくことが大切になる。例えば、「スタッフの問題解決力を高める」というのが表の目的であるのに対して、(それによって)「組織を変革する」というのが裏の目的にあたる。リーダーは、表の目的の実現が裏の目的の実現につながるのか、裏の目的の実現のために表の目的の実現を行おうとしているのか、といった「目的の整合性」を重視しておく。
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