top of page
  • Writer's picture佐藤 和弘

ワンフレーズ・ノンテクニカルスキル21

「表の目的と裏の目的」


目的とは、何のためにそれを行うのかを表すもの。ある取り組みを行う場合、複数の目的があるとスタッフが混乱するため、目的は1つに絞っておくことが望ましい。一方で、リーダーは、スタッフと共有する「表の目的」とは別に、組織を導く立場として「裏の目的」も押さえておくことが大切になる。例えば、「スタッフの問題解決力を高める」というのが表の目的であるのに対して、(それによって)「組織を変革する」というのが裏の目的にあたる。リーダーは、表の目的の実現が裏の目的の実現につながるのか、裏の目的の実現のために表の目的の実現を行おうとしているのか、といった「目的の整合性」を重視しておく。

Recent Posts

See All

ワンフレーズ・ノンテクニカルスキル33

「あれとこれをつなげる伏線回収のマネジメント」 人はストーリーを通じて物事を理解し納得する生き物ととらえてみると、スタッフの理解と納得感を高めるために大事なことは、「伏線回収のマネジメント」である。ある取り組みという伏線は、それによって小さな成功を実感した時に初めて回収できる。伏線だけではスタッフの不安や不満が高まりやすいし、回収できたとしても、それがどの伏線の恩恵なのかがつながらなければ、(取り

ワンフレーズ・ノンテクニカルスキル32

「組織の中の個人としての3つの選択肢」 組織の中で個人として過ごすうえで、スタッフには3つの選択肢がある。1つ目は「改革する」、2つ目は「順応する」、3つ目は「辞める」。組織には変わり続けることが求められるが、それはあくまでも組織としてであって、スタッフ1人ひとりは「改革する」以外の選択肢も選ぶことができる。医療者側が働く場所(医療機関)を選ぶ「働き手不足の時代」は、3つ目の選択肢のハードルも低く

ワンフレーズ・ノンテクニカルスキル31

「沈黙という同調力」 多数派である慎重派が組織の中で自分(たち)を守るために用いる力が、「沈黙という同調」である。推進派の意見でも抵抗派の意見でも、それらの意見に対して「何も言わない」という態度を取ることによって、たとえその意見に基づき行動した結果失敗したとしても、「私はあの意見に賛同したわけではなかった」と主張することができる。沈黙という同調という態度は他者から見れば賛同したように一見すると見え

Comments


bottom of page