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ワンフレーズ・ノンテクニカルスキル43

  • Writer: 佐藤 和弘
    佐藤 和弘
  • Dec 23, 2024
  • 1 min read

「連続的な世界と非連続的な世界」


個人と組織それぞれの能力開発は、過去・現在・未来と延長線上にとらえることができる連続的な世界と言える。


一方で、個人の能力開発と組織の能力開発の関係性で見れば、それらは単純な延長線上にはない、非連続的な世界と言える。


いかにスタッフがある能力開発を行ったとしても、その能力が組織の中で生かせるとは限らない。そのスタッフがある意味賢ければ、自分の能力を生かそうとしても組織の論理に排除されかねないのであれば、苦労して身につけた能力を隠すことで、自分の身を守るという情理的な選択をするかもしれない。


これが、個人の能力開発が必ずしも組織の能力開発につながらない「能ある鷹は爪を隠さざるを得ない」状態に陥るメカニズム(の一つ)ととらえることができる。


結果、本来推進派にあたるスタッフほど、その組織に幻滅してバスから降りていきかねない。

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© 2013 by Kazuhiro Sato

 

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