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Writer's picture佐藤 和弘

倉敷中央病院の医療技術部門で講演


ノンテクを自施設に引き寄せた立役者の方々からの熱い想いのメッセージから始まった、多職種合同の組織学習の濃厚な1時間。


まずは、最近「学び方の準備」の内容を入れ替えた「学びには『知識を覚える』と『考える力を養う』の2種類ある」という話から、「私たち医療者は、『人間の身体の中の理解』は学んできたが、『組織の中の人間の理解』について学んでこなかったのではないだろうか?」という問いかけ、テクニカルスキルとノンテクニカルスキルの関係、問題解決の正しい考え方と、問題発見型と問題設定型の2種類の問題解決について、そして2W1Hとビッグワード、問題解決の六大大陸、様々なフレームワークが問題解決の六大大陸で整理できること、問題解決の六大大陸を基本として職種や分野を展開していくという再提案、さらには空気の支配の恐ろしさまで凝縮して組織学習した。


研修後は、熱心な変革リーダーが集まり、濃厚過ぎる課外授業。組織変革と空気のマネジメントについて、基本を学ぶだけで5時間かかる内容を圧縮して学びを深めた。さすが、地域を象徴する医療機関の変革リーダー。これだけの限られた時間で深い「気づき」を得まくっていた。学びに重要なのは、そのような「気づきの感度」。気づきの感度が高ければ高いほど、「見えないものが見える」ようになる。


その高い感度のメーターが振り切れるように、ヨソ者だからこそ持つ知恵のシャワーを浴びてもらった。これからの現場での行動によって、気づきの感度がさらに高まるだろう。

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