top of page

北陸大学医療保健学部で2回目の双方向型オンライン講義

Writer's picture: 佐藤 和弘佐藤 和弘

Updated: Nov 2, 2021

9月に続き、北陸大学医療保健学部で2回目の双方向型オンライン講義をしました。対象は臨床検査技師と臨床工学技士のダブルライセンス取得を目指す学生の方々。


実は、これらの職種は、医療が非連続的な変化に適応するうえで、脚光を浴びる職種と言えます。臨床検査技師は、withコロナ時代の変化に適応するため、そして医療エンジニアである臨床工学技士は、テクノロジー時代の変化に適応するために重要な職種だからです。そして、ダブルライセンスを取得するということは、この2つの極めて重要な変化に適応するための当事者になれるということを意味します。


医療のDXが本格的に進んでいくためには、医療の外からAI人材が入ってくるか、医療の外のAI人材と現場を臨床工学技士がつなぐか、臨床工学技士が医療AI人材になるかの3つが選択肢として考えられます。医療のDXは他の業界から何周何十周遅れかわかりませんが、後攻者利益を生かし、先行者の成功事例から貪欲に学ぶことで2段3段跳びすることができると捉えることもできます。


物事は意味づけ次第。これからの不確実性の高い時代も、健全に悲観的でありながらも、ポジティブに意味づけていきたいですね。

Recent Posts

See All

玉名市社会福祉協議会玉名市包括支援センター主催のノンテクニカルスキル研修で講演しました

昨日は、玉名市社会福祉協議会玉名市包括支援センター主催のノンテクニカルスキル研修で講演しました。 僕はオンラインで講演。テーマは「会議の空気のマネジメント」。目に見えず手も触れられないけれど、人に影響を及ぼす強大な力を持った「空気」に向き合い、組織の2:6:2の法則を羅針盤...

カネカ労働組合高砂支部で講演しました

先日は、カネカ労働組合高砂支部で講演しました。 医療の立場で他の産業・業界の方々にノンテクニカルスキル教育を提供しているのには、ある目論見があります。それは、「逆輸入」です。 医療発のノンテクニカルスキルを通じてさまざまな産業・業界現場で小さな成功を量産していただき、その成...

群馬県病院局のノンテクニカルスキル新人編で講演しました

先日は、群馬県病院局(心臓血管センター、がんセンター、精神医療センター、小児医療センターの県立4病院)のノンテクニカルスキル新人編での講演のため、群馬県庁へ。 メインセッションは、問題解決プランの作成と学び合い。 「本当の答えは現場にしかない」...

Comentários


bottom of page