まずは、VUCA時代にPESTの変化に適応する組織への変革が必要不可欠であること、そのために組織で【あるべき姿】と【現状】のギャップを埋める力(問題解決力)を高めていかなければならないことを共有。特にテクノロジー(T)の凄まじい変化に対してアンテナを立てておくべきことを、ある驚くべき数字を引き合いに出しながら伝えた。
ノンテクの学び始めの組織には恒例の「問題解決シートの対抗戦」の結果発表をあらためて行った後は、各店舗の問題解決事例を振り返り教訓を引き出す学びのPDCAセッション。膨大な量の教訓が短時間で得られる学びのPDCAセッションのコスパは、極めて高い。
その事例のなかでも、「少し先(未来)の話をしますね」と言いながら、医療エンジニアのタグも持つヨソ者が、AIと共生する【あるべき姿】を描き共有。そのようなあるべき姿に向けてギャップを埋めれば埋めるほど、医療者として本当にやりたいことができる未来に近づくことができる。
さらに、問題発見型から設定型へと進化していくために、解決した発見型の問題から、さらに【あるべき姿】を描いてみる提案。
最後は、なぜヨソ者が「魚そのものではなく魚の釣り方を教えるのか」についてお伝えし、ヨソ者がいなくても自分たちで学びのPDCAを回し続ける重要性を確認した。
組織変革を推し進める組織において、ヨソ者が必要なくなる時は、自分たちで学びのPDCAを回し、ヨソ者ですら持っていない知恵(教訓)を引き出すことができるようになった時である。
研修後は、変革リーダーの方々と実行計画の議論。「実行はプランに従う」なかでは、変革リーダーの意思決定力が求められる。
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