• 佐藤 和弘

国立病院機構中国四国グループ内看護師長新任研修会で講演

Updated: Jul 11, 2019


こちらは、今年で4年目。それぞれの巨大組織をマネジメントする立場にあるミドルリーダーの看護師長クラスの方々には、レシピ(2W1H)と隠し味(ビッグワード)は当然ながら、ファシリテーション型リーダーシップの実践技術である「包丁の使い方(論点思考)」は、本来は必要不可欠。なので、数多あるノンテクの中で最も重要な「美味しい料理の三点セット」の基本を学習と練習。


その上でメインは、それぞれの組織の【現状】と【あるべき姿】を概念から映像レベルへ、1人ひとり変換作業。そして、その後のグループ共有では、概念を具体的な概念で説明してしまう罠から抜け出すために、それぞれのグループを回りながら、「というのは、具体的にどういう場面ですか?実際にやってみてもらっていいですか?」を連呼。そこはさすがは百戦錬磨の巨大組織のミドルリーダーだけあって、みるみる極めて臨場感のあるリアルな映像レベルでの表現に変わっていった。


医療現場の問題解決において、患者さんはスタッフ1人ひとりの顔が見えない問題解決はリアルではない。だから、世間でよくありがちな「それって一体誰の話をしてるんですか?」といった「誰の話系問題解決」では、医療現場では通用しない。


後半は、人を動かすマネジメントの全体像(表の森)と組織を動かすマネジメント(裏の森)の基本をレクチャー。


「人を動かすマネジメントは引き算の美学ですので、まずはスタッフの邪魔をしていることを取り除いていくだけでいいです。そして、このような光を浴びる表の森の話は大したことはありません。大事なことは、暗い樹海の裏の森の話です」


「よく組織はリーダーの器以上に大きくならないということが言われます。ただ、ここまでしか言わないんですね。大事なことは、そのリーダーもまた、組織の空気に支配されるということ。明日からのジレンマは、皆さん自身がムラの空気に支配されるということです」


「社会を変えるのはバカ者、ワカ者、そしてヨソ者と言いますよね。ムラの住民ではないヨソ者との二人三脚でなければ、本当に組織変革を行うことはできません」

Recent Posts

See All

現在、ノンテクニカルスキルの双方向型オンラインセミナーをシリーズで構想しています。 2W1Hなどの基本的な個別スキルだけでなく、問題解決の六大大陸や人材マネジメントの全体像、組織変革と空気のマネジメント、双方向型オンライン研修の方法など、さまざまなテーマをご用意しようと考えています。 基本的に、院内研修(組織学習)の場合は、「大事なことに順番を決める」、つまり組織で反復練習するために、個別スキルの

先日は、諏訪中央病院の新入職員合同オリエンテーションで講演しました。オンラインでの講演でした。諏訪中央病院では、昨年の医療安全研修でも2度講演しています。 ノンテクニカルスキルの基本(2W1Hなど)について簡単にお伝えした後は、問題解決シート(2W1H)の考え方に関する参考例をお伝えし、実際に2W1Hを使った検討セッション、そして2W1Hを活用した事例紹介セッションを実施、ノンテクニカルスキルを体