• 佐藤 和弘

国立病院機構近畿グループ主催主任薬剤師スキルアップ研修で講演


国立病院機構機構は中国四国グループをはじめ、実に数多くのご縁がある。


今回は、問題解決の世界地図をもとに、六大大陸をめぐるバーチャル旅行を実施。バーチャルと言っても、それは概念からなる美しい世界ではなく、あくまでも現実世界を行動(映像)レベルで具体化した【現状】と【あるべき姿】の実践訓練と、そこから見えてくる本当の【問題】【原因】【対策】を、常に現実世界のイメージと往復運動することで考えていった。


「問題解決シートはあくまでも考えるための手段ですので、現実世界がイメージできていれば、書く必要はありません」

「常に、現実世界があって、(それを便宜的に表現するために)概念という文字があるのであって、その逆ではありません。手段の目的化や主従の逆転が起こらないようにしてください」


現実世界を共有するための方法は、文字・文章ではなく、「現地現物」「演技」「文明の利器」。したがって、当然ながら他のグループメンバーへの【現状】【あるべき姿】の共有も、概念ベースではなく演技ベースで行っていった。


「僕らがこれまで問題解決できなかったのは、概念で捉えていたからです」

「問題の大小に関わらず、すべての問題解決は誰かの『行動』によって実現する世界です。なので、行動(映像)レベルで表現できないものは実現できません」


最後は、本来ならば5時間は平気でかかる表の明るい森と裏の暗い森の話を少しだけ。実は、表と裏に深い深い森があることを知っているのと知らないのとでは雲泥の差だけに、ミドルリーダーのなかでの有意義な共通言語づくりの場になったはず。これから組織変革への長い長い旅が始まる。

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