top of page

愛媛県薬剤師会で講演

Writer: 佐藤 和弘佐藤 和弘

最近は、一期一会を前提に、問題解決の六大大陸を紹介し、最初から問題解決シート3.0(世界地図版)で実際に議論してもらう場合もある。そこで実際に体感するのが、【目的】と【あるべき姿】の重要性である。


医療のなかで使われている様々なフレームワークを見てみるとわかるように、これらは基本的に問題発見型の問題解決を前提としているがゆえに、【あるべき姿】の視点がなかったり、もっと言えば、すべての手段(現状・あるべき姿・問題・原因・対策)を考えるために最も重要な【目的】の視点がなかったりする。


なぜ、【目的】や【あるべき姿】が明確でないのに、問題解決ができるのか。「夢と魔法の国で楽しみたい(目的)」から「ディズニーランドに行く(目的地=あるべき姿)」が決まり、ディズニーランドに行くと決めたから、旅行の計画ができる。


医療業界のなかでも市場原理に半分身を置く薬局薬剤師の方々には、特にVUCA時代にPESTの大きな変化に適応していく組織への変革が重要。その【あるべき姿】と【現状】のギャップを埋める組織には、問題解決の世界地図と組織変革の羅針盤(2:6:2の法則)が最も重要な旅行道具。その2大旅行道具の1つを愛媛の地に紹介した貴重な時間となった。

Recent Posts

See All

玉名市社会福祉協議会玉名市包括支援センター主催のノンテクニカルスキル研修で講演しました

昨日は、玉名市社会福祉協議会玉名市包括支援センター主催のノンテクニカルスキル研修で講演しました。 僕はオンラインで講演。テーマは「会議の空気のマネジメント」。目に見えず手も触れられないけれど、人に影響を及ぼす強大な力を持った「空気」に向き合い、組織の2:6:2の法則を羅針盤...

カネカ労働組合高砂支部で講演しました

先日は、カネカ労働組合高砂支部で講演しました。 医療の立場で他の産業・業界の方々にノンテクニカルスキル教育を提供しているのには、ある目論見があります。それは、「逆輸入」です。 医療発のノンテクニカルスキルを通じてさまざまな産業・業界現場で小さな成功を量産していただき、その成...

群馬県病院局のノンテクニカルスキル新人編で講演しました

先日は、群馬県病院局(心臓血管センター、がんセンター、精神医療センター、小児医療センターの県立4病院)のノンテクニカルスキル新人編での講演のため、群馬県庁へ。 メインセッションは、問題解決プランの作成と学び合い。 「本当の答えは現場にしかない」...

Comentarios


© 2013 by Kazuhiro Sato

 

bottom of page