佐藤 和弘Mar 12, 20201 min read有事の問題解決で難しいのは、それぞれに違う「景色」を見てしまいやすいこと有事の問題解決で難しいのは、【現状】が刻々と変わるなかで、様々な人たちが異なる色眼鏡をかけ、それぞれに違う「景色」を見てしまいやすいこと。正しい【現状】の把握は有事の旅の出発地。出発地を間違えれば、旅路は過酷なものとなる。
有事の問題解決で難しいのは、【現状】が刻々と変わるなかで、様々な人たちが異なる色眼鏡をかけ、それぞれに違う「景色」を見てしまいやすいこと。正しい【現状】の把握は有事の旅の出発地。出発地を間違えれば、旅路は過酷なものとなる。
組織変革と逆ドミノ倒し現象リーダーが自組織のスタッフにある行動を取ってほしいと伝えます。しかし、スタッフAさんはその行動を取ろうとしません。なぜならば、スタッフBさんが同様の行動を取っていないからです。一方で、スタッフBさんがその行動を取ろうとしないのは、スタッフCさんが同様の行動を取っていないからで、そしてスタッフCさんがその行動を取らないのは、スタッフAさんが同様の行動を取っていないからです。 誰かが前例をつくってくれ
組織の2:6:2の法則と知の探索・知の深化組織の2:6:2の法則を両利きの経営における「知の探索・知の深化」の文脈で考えてみると、推進派が知の探索の担当者にあたり、抵抗派が知の深化の担当者にあたることがわかります。 一見すると、名前からして推進派と抵抗派は対立関係にあるように思えます。しかし、両者は対立軸でとらえるよりも、それぞれ別の役割を担っているととらえるほうがよいと考えています。 問題設定型の問題解決に基づき、推進派にあたるスタッフ
自分を守るための「保険」として、他者のミスを批判しないようにするあるミスを起こした人(他者)を批判するということは、自分が同じミスを起こしてしまった際に、言い訳ができなくなることを意味します。 つまり、他者のミスを批判するということは、裏返せば、自分のミスを他者から批判されても仕方ないということになってしまいます。 だから、「他者を思いやることが大事だ」といった美しい話ではなくて、将来(同じミスを起こしてしまった際に)批判されないように、自分を守るための「保険