本名で仕事をしない

あらゆる職業人は、その職業に関する役者として演技をしているのであって、本来は、本名とは別の役名があるはずです。

にも関わらず、本名のまま仕事をしてしまうと、仮に嫌な役回りを担わなければならない時に、他者からの理不尽な批判が自分の人格にまで届いてしまいやすいのではないでしょうか。

だからこそ大事なことは、「本名で仕事をしない」こと、言い換えれば、「役名で仕事をする」ことです。

皆から嫌がられることをあえて言わなければならないリーダーも、それは自分の素の状態としての意見ではなくて、あくまでもリーダーという役割を担っている演技なんだと割り切る。

このように、ある意味自分の都合の良いように意味づけていくことも、１つの乗り切り方と言えます。