top of page

理由をどこまで伝えるべきかを考える

  • Writer: 佐藤 和弘
    佐藤 和弘
  • Jun 19
  • 1 min read

ree

正しい行動を取るためには、結局は、行動の計画である対策を立てることが大切になります。そしてこれは、他者に伝えるうえでは、対策という論点が結論ということになり、その他の5つの論点がそれを行う理由というように構造化できることを意味します。


「◯◯という目的のためにAをしましょう!」

「◯◯という現状だからAをしましょう!」

「◯◯というあるべき姿に向けてAをしましょう!」

「◯◯という問題があるからAをしましょう!」

「◯◯という原因が考えられるのでAをしましょう!」


そのうえで大事なことは、「時と場合と人によって、理由をどこまで伝えるべきかを考える」ことです。


例えば、すぐに相手に行動してもらわなければならない場合に、5つの論点の全てを伝える時間はないかもしれません。その場合は、まずは現状と問題だけを理由として伝えて対策を実行してもらい、その後で他の理由も説明するといった方法も考えられます。


このように、理由をどこまで伝えるべきかを考えることができるようにするためにも、このように伝える内容を頭の中で構造化しておくことが大切になります。

Recent Posts

See All
さまざまな考え方に「*個人差があります」という言葉をつけてみる

「人は本来弱い生き物である」 よく、組織変革の文脈で伝えている考え方ですが、もちろんこれは、皆が一様に弱いわけではなく、程度の違いがあるでしょうし、「いや、私は弱くない!私は強い!」と思う人もいるかもしれません。 このように、ある考え方を基にしながらも1人ひとりの個性に向き合うためにおすすめなのが、「*個人差があります」という言葉をつけてみることです。 ——————————————— 人は本来弱い

 
 
 

Comments


© 2013 by Kazuhiro Sato

 

bottom of page