top of page
Writer's picture佐藤 和弘

病院安全教育12・1月号Web連載「医療安全管理者のためのノンテク導入塾」26日目


病院安全教育12・1月号Web連載「医療安全管理者のためのノンテク導入塾」26日目の授業のテーマは「『考える力』について考える」。


僕が「考える力」「伝える力」「決める力」「動かす力」に分けているノンテクニカルスキルの4つの領域における一つ目の領域に関して向き合います。


考えるという行為は、目の前で起こる出来事が複雑で不確実性が高くなればなるほど大切になってくると言えます。


料理に例えると、良い食材を集めるのが「知識を覚える」ことに当たるのに対して、調理の腕を磨くのが「考える力を養う」ことに当たります。


いくら良い食材を集めても、調理の腕がいまいちだと、不味い料理が出来てしまうかもしれない。


だからこそ、美味しい料理を作りたいのであれば、良い食材を集めることはもちろん大切ですが、調理の腕を磨いていくことも大切になります。


どのような料理が本当に好みの味なのかがわかりにくい、複雑で不確実性の高い時代になりました。だからこそ、目の前にある食材をどのように調理すれば良いのか、そのための調理の腕がより求められてくるのではないでしょうか。

Recent Posts

See All

病院安全教育6・7月号Web連載「ストーリーで学ぶ 医療安全管理者のためのノンテク導入塾」35日目

病院安全教育6・7月号Web連載「ストーリーで学ぶ 医療安全管理者のためのノンテク導入塾」35日目の授業のテーマは「『目的』に関する情報について生成AIと考える」。 医療現場で求められるのは、突き詰めると「正しい行動を取る」ということですが、問題解決の六大大陸(世界地図)は...

Comments


bottom of page