テーマは「教訓の引き出し方を学ぶ」。
学びのPDCA研修(問題解決事例を振り返って教訓を得る研修)の模擬研修を自施設のスタッフ数名と実施したさとみさんがまずつまずいたのが、「教訓とは何か?」をスタッフに説明することでした。
また、教訓は具体的な問題解決事例を抽象化することによって得られますが、抽象化し過ぎてしまうと「しっかり情報を共有する」「スタッフの危機意識を高める」といったように、ありきたりな内容になってしまいます。
ここで大事なことは、教訓の「感度」を高めること。そこで、さとみさんは自施設で取り上げた問題解決プランを通じて、講師のディスカッションリードをもとに、感度の高い教訓とはどういうものなのかを学んでいきます。
このことからわかるように、学びのPDCA研修を行っていくためには、(内部・外部)講師に高度なディスカッションリードを行うスキルが必要になります。さとみさんは、今後、そのディスカッションリードの方法を学んでいくことになります。
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