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益城町社会福祉協議会地域支え合いセンター職員研修Day5で講演

Writer's picture: 佐藤 和弘佐藤 和弘

熊本地震の被災者支援にノンテクを活用する、地震大国日本における全国のロールモデルづくり。


こちらの問題解決事例は、固有名詞が基本単位。それもそのはず、やるべきことは被災者の1人ひとりの【現状】を【あるべき姿】に変えていく営みであり、個人単位であるのは当たり前。いや、本来は医療介護に関わらず、全ての仕事の活動の基本単位は個人であり、事業はその個人への取り組みの集合体に過ぎない。


この被災者の方々にとって極めて「個人的」でリアルな問題解決の事例の学び合いに加えて、今回は教訓大全集をつくる学びのPDCAセッション。教訓は具体的な事例を一旦抽象化することによって今後の問題解決事例に適応していくのだが、抽象化するといっても、例えば「患者さんに最適な医療を提供する」といった当たり前のことではない。あくまでも「行動」に移すことができる「コツ」や「気づき」のことである。


参加者の方々の着実に成長実感を感じている声は、被災者の方々が【あるべき姿】に近づいていることを意味する。被災者支援はご本人的にも社会的にも極めて重要度も緊急度も高い問題解決であるがゆえに、最速で学習と成長を実現していってもらい、ロールモデルとしてのスモールウィンを量産してもらいたい。

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