top of page
  • Writer's picture佐藤 和弘

箕面市立病院の主任研修で講演しました


箕面市立病院の主任研修で講演しました。リアル講演で、タイトルを「主任のためのノンテクニカルスキル」として、主任というミドルマネジャーの立場における問題解決について、ノンテクを使って考えてもらいました。


一般論として、ミドルマネジャーは、組織変革において重要な立場にいると言えます。


通常、組織のトップは「森」を、対して現場のスタッフは「木」を見る立場にいるため、両者の見ている景色は大きく異なることになります。したがって、森を見ているからこその意見も木を見ているからこその意見もどちらも正しいけれど、両者の意見の正しさを「つないでいく」ために、その間にいるミドルマネジャーという存在が大切になります。


このことを踏まえ、僕は主任というミドルマネジャーを「上司と部下をつなぐ『翻訳家』」ととらえています。つまり、


「上司の意見を部下がより理解しやすいように具体化して伝える」 逆に 「部下の意見を上司がより理解しやすいように抽象化して伝える」


このように、ミドルマネジャーは、具体と抽象の往復運動をする翻訳家であると言えるのです。

Recent Posts

See All

基礎編に引き続き、先日は群馬県病院局(群馬県立4病院)職員研修【ノンテクニカルスキル管理職編】の分散ハイブリッド型オンライン研修で講演しました。 リーダーシップとマネジメントの違いはいろいろな表現で語ることができると思いますが、僕は前者が「働きかけ」であるのに対して、後者は「仕組みづくり」だととらえています。 世の中を見渡すと、不特定多数の人たちが正しい行動を取ることができるように、さまざまな仕組

先日は、群馬県病院局(群馬県立心臓血管センター、がんセンター、精神医療センター、小児医療センター)の職員研修【ノンテクニカルスキル研修基礎編】(分散ハイブリッド型のオンライン研修)で講演しました。 群馬県病院局では、2015年からノンテクニカルスキル研修が実施されており、現在では、他に新人編や実践編、管理職編も実施されています。 問題解決プランを学び合うメインセッションでは、グループワークやチャッ

先日は、大阪市民病院機構教育研修センター主催 スキルアップ講座 イノベーター育成プログラムで講演しました。オンラインでの研修で、テーマ(タイトル)は「思考する力 問題解決に役立つロジカルシンキング講座」。 ロジカルシンキングを物事を「はっきりさせる」ことだととらえ、「分ける」だけでなく「つなげる」ことによって物事をはっきりさせるということは、後にイノベーションという言葉で表されていくNew com

bottom of page