組織変革において、「一歩目の成功」はとても大切だと言えます。程度の違いはあれど、誰しも変わることは不安でしょうし、「このままで『も』いい」のであれば、昨日やっていたことを今日も、そして明日も続けたいと思うのは自然なことです。
しかし、たとえ「人は本来弱い生き物である」という前提に基づく1人の人間としての想いはそうであっても、組織全体として変わっていかなければならないのであれば、変わることの恐怖が少しでも和らぐ「何か」が欲しいと思うのも、やはり「人は本来弱い生き物である」という前提に基づく1人の人間としての想いなのではないでしょうか。
そして、その「何か」がまさに「小さな成功」であり、それを組織全体としての行動の一歩目で体感できるかどうかによって、二歩目があるのか、二歩目があったとしてその距離が変わってくるものなのだと思います。
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