• 佐藤 和弘

組織変革のための本質的な問題解決を行っていく際、【現状】認識として常に押さえておくこと

未来を予測する努力は大切だが、結局、未来は誰にもわからない。コロンブスの卵のように、事後には常識だと思うことであっても、事前には不確実なものであるのが、現実の世界である。


だからこそ大事なことは、問題解決の六大大陸の【現状】の大陸を踏破するとはどういうことかを考えられているかを健全に疑い、軽視しないこと。未来(【あるべき姿】)はわからないと言ったが、では【現状】は本当にわかっているのか。現在起こっている出来事を正しく理解できていないのに、未来に起こる出来事を正しく理解できるはずがない。


組織変革のための本質的な問題解決を行っていく際、【現状】認識として常に押さえておくべきは、PESTの【現状】である。外部環境(マクロ環境)の【現状】を前提に、内部環境(法人組織)の【現状】を把握していかなければ、「浦島太郎現象」から目を覚ますことはできない。

Recent Posts

See All

メタバースという流行り言葉の背景には、「非現実世界(バーチャル)を現実世界(リアル)に近づけていきたい」という、人間の自然な欲求があるように思います。 あくまでも、僕らが日々生活しているのは、今この瞬間も目の前に見えている現実世界であり、いかにこの現実世界を心身ともに豊かに過ごすかは、誰しもが関心を持つことだと言えます。 その上で、テクノロジーの進化によって、従来の文字や音声の世界から、画像や動画

「問題を正しく解決するよりも、正しい問題を解決することが大事」 もちろん、「問題を正しく解決する」ことも「正しい問題を解決する」ことも、両方大事です。ただ、正しい問題において間違った対策を実行すれば「解決できなかった」だけで終わるかもしれませんが、間違った問題を正しく解決しようとしてしまうと、本当の問題が解決しないだけでなく、それによって別の問題が起こってしまうかもしれません。その意味では、上記の

昨今、「パーパス(経営)」といった言葉が流行っています。「存在意義」と訳されることもあるパーパスですが、これは本来は「目的」という意味になります。経営単位であれ個別業務単位であれ、ある活動は目的を実現するための手段ですから、「何のためにその活動を行うのか?」という目的を押さえることは、これまでも、そしてこれからも重要であり、本来は普遍的なことです。 では、なぜ、このような整理をしたのかというと、と