最近、ノンテクニカルスキルを共通言語として組織文化に醸成するためにお伝えしている「日常業務への組み込み」。
この言葉のポイントは、「業務」という言葉に「日常」と「組み込み」という2つの言葉が紐ついていることです。
もちろん、ノンテクニカルスキルは業務に使うことが前提ですが、実際に使う場面が日常業務とかけ離れた特別な場面だけだと、そのスキルも特別なもの扱いされかねません。
しかし、ノンテクニカルスキルは日常業務で使い倒してなんぼの世界なので、できる限り日常業務を使う場面として想定して考えていくことが重要になります。
さらに言えば、その日常業務のなかでの組み込み方も重要です。べき論を言えば、「それを使わなければ、次の業務ができないようにする」ということ。例えば、業務で必ず作成しなければならないレポートの形式として問題解決の六大大陸(2W1H)が組み込まれていれば、日常業務のなかでそのレポートを作成する度に、ノンテクニカルスキルに触れる(使わざるを得ない)ことになります。
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