群馬県病院局(心臓血管センター、がんセンター、精神医療センター、小児医療センター)の多職種を対象としたノンテクニカルスキル新人編を、講師と会場(リアル)をオンラインでつなぐ、双方向型オンライン研修(集合ハイブリッド型)で実施しました。
メインセッションは、もちろん問題解決プランを考えるセッション。その中で、今回特に注目したのが、概念レベルと映像レベルでの、【現状】と【あるべき姿】の表現の違いです。文字で表現した【現状】と【あるべき姿】と、各グループメンバーがドラマ仕立ての演技(実演)で表現した【現状】と【あるべき姿】の2種類の表現方法を、他のグループが見比べる(聴き比べる)という学び合い(体験)をしてもらいました。
こうして映像レベルで表現した【現状】と【あるべき姿】を前提にしながら、各グループが問題解決プランを作成。その後、全ての問題解決プランに対して講師がフィードバックしていきました。
群馬県病院局のノンテクニカルスキル研修は、2015年から継続して行われており、【基礎編】【実践編】【新人編】そして【管理職編】と展開されています。そして、第五次群馬県県立病院改革プラン(中期経営計画)には、ノンテクニカルスキル(ノンテク研修)に関する内容が記載されています。
また、講演の最後には、テクノロジー(AI)と共生する医療現場のあるべき姿を描くことに関するメッセージ。なお、群馬県は、令和3年の「群馬県庁DXアクションプラン~日本最先端デジタル県へ~」の策定や、最近ではメタバースワールド企画・作成・運営業務の公募などを行っています。
Commentaires