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  • Writer's picture佐藤 和弘

群馬県立小児医療センターの職員研修【ノンテクニカルスキル実践編】のオンライン研修でも講演しました。

先月は、群馬県立精神医療センターに続き、群馬県立小児医療センターの職員研修【ノンテクニカルスキル実践編】のオンライン研修でも講演しました。


問題解決の六大大陸(世界地図)を基に問題解決プランを作成するとは、【現状】を把握したうえで、【目的】に応じて【あるべき姿】を描き、【あるべき姿】と【現状】のギャップである【問題】を明らかにし、その【原因】を洗い出し、その【原因】に基づいて(ヒントにして)【対策】を立てることを意味しています。そして、その【対策】を実行すれば【あるべき姿】にたどり着く、言い換えれば、【現状】が【あるべき姿】に変わり、【目的】が実現できるという関係性にあります。


このように、問題解決の六大大陸のそれぞれの大陸は、「位置関係」を明確に押さえておくことが大切であり、この考え方は、何十何百とあるであろうノンテクニカルスキルの個別スキルのなかで、より「汎用的」であり、より「不変的」であり、より「根本的」であると考えています。医療現場のスタッフのある行動が「こうしよう」「こうすべき」「これをしていく」といった【対策】に基づくのであれば、「実行は計画に従う」という前提のうえで、さまざまな行動において、その背景にあるこれら6つの論点(大陸)をより正しく考えていくことが大切になります。


このように考えると、それぞれの論点を深く掘り下げていくのは膨大な作業になりますが、一方で、あるテーマの問題解決プランを作成する際、プラン全体を通じて「(特に)注目すべきポイント」があるはずで、さまざまな情報の中で、いかにその注目すべきポイントを見つけるかが重要になります。そして、一般的には、その注目すべきポイントは、おそらく往々にして「情理」に関するポイントになるのではないかと思います。人間が感情を持った生き物である以上、そこに不確実性(例えば、他者から見れば一見非合理的な行動に見えるが、本人にとっては合理的な理由がある場合など)が存在するからとも言えます。


このことをふまえてみると、医療現場というリアルなドラマにおける問題解決プランとは、情理に基づく問題解決プランであると言えます。

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