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群馬県立心臓血管センター看護部研修(ノンテクニカルスキル基礎編)で講演しました

Writer's picture: 佐藤 和弘佐藤 和弘

群馬県立心臓血管センター看護部研修(ノンテクニカルスキル基礎編)で講演しました。


研修方式は双方向型オンライン研修(分散ハイブリッド型)で、テーマは「ノンテクニカルスキルの基本的な考え方と医療現場での使い方ー組織で問題解決する技術ー」。


グループごとに準備してきた事例から学び合うセッションでは、グループ代表者と講師との対話を通じて、より現場のリアリズムに迫っていきました。


現場のリアリズムを考える上での一般論として。


問題解決の六大大陸(世界地図)を手にした旅において、【現状】は出発地にあたります。もちろん、旅は「どこへ行くのか?」を考える、つまり【あるべき姿】を描くことも重要なのですが、本当にその場所にたどり着くことができるのかは、やはり「どこから行くのか?」によるところも大きいと言えます。


では、【現状】を把握するとはどういうことか。それは、現場で起こるドラマの物語(ストーリー)を理解することを意味します。そして、物語には個性豊かな登場人物がいますから、実際にどのような人たちがいるのか、「登場人物を把握する」ことが大切です。


ただ、ここで大事なことは、テレビドラマは主役がいれば脇役もいますが、現場というリアルドラマは「全員が主役」の物語です。スタッフAさんにとっては自分が主役の物語が進んでいますし、同じ場所で同じ時間を過ごすスタッフBさんにとっても自分が主役の物語が進んでいることになります。


このことが意味するのは、それぞれの登場人物から見える景色があり、登場人物の人数分だけ物語があるということです。


これが、【現状】を把握するということの難しさと奥深さ。だからこそ、次のような問いに興味を持つことが大切だと言えます。


「私にはこんな景色が見えているけれど、◯◯さんにはどんな景色が見えているんだろう?」

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