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群馬県立4病院(心臓血管センター、がんセンター、精神医療センター、小児医療センター)看護部合同ノンテクニカルスキル研修の管理職編で講演

Writer's picture: 佐藤 和弘佐藤 和弘

Updated: Nov 2, 2021


群馬県立4病院(心臓血管センター、がんセンター、精神医療センター、小児医療センター)看護部合同ノンテクニカルスキル研修の管理職編で講演しました。


本日は、新人編、基礎編、実践編に続き、初の管理職編かつ初の双方向型オンライン研修でした。2015年からヨソ者の伴走者として関わっていますが、巨大組織×4施設×5年間という壮大なノンテクニカルスキルを学ぶ取り組みは、もの凄い規模になっています。


今回は、4施設をオンラインで繋いで行う双方向型オンライン研修(分散ハイブリッド型)を採用し、7時間実施。問題解決の世界地図(問題解決の六大大陸)を用いた管理職としての問題解決プランをさらに練り上げるリアルディスカッション→オンラインを通じた全体共有、再度リアルディスカッション→他の施設や講師からのフィードバックといったハードなセッションを繰り返しながら、リアル問題解決プランのケーススタディのシャワーを浴び続けていただきました。


このように言うと7時間も!?と思うかもしれませんが、とんでもない。とてもじゃないですが、それぞれの問題解決プランの一部しか取り上げられないどころか、さらに後半は短時間化して進まなければならないほどでした。さらに言えば、一般論として、管理職のあらゆる問題解決を本当にプランに落とし込もうとすれば、恐らく数十枚規模の枚数になるでしょう。それほど管理職の問題解決は広く、深く、そして難しいものであると言えます。


だからこそ、それに本気で向き合えるかどうかが重要ですが、管理職も1人の人間であり、リーダーとは孤独であるのが世の常ですから、ともすれば心が折れてしまうかもしれません。だからこそ、この取り組みのように、同じ境遇の方々同士が学び合いを通じてお互いを支え合うことが重要になるのです。


これだけ皆さんが学びに向き合えば、導き出される学びも当然深いものに。自ら考え抜いた問題解決プランと、他者の問題解決プランやフィードバックと、その深い学びを通じてこそ、本当の意味の気づき(腹落ち)が生まれます。


いや、本当の意味の気づき(腹落ち)は、その練り上げた問題解決プランを実行し、現場でスモールウィンをつくった時ですね。壮大な旅はまだまだ続きます。

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