まずは、前回のノンテク研修でトップが行った、ある重要な提案の進捗状況を共有。そのうえで、何のためにそれを行うのか、それが理念を実現するためにどれだけ重要なのか、そしてそもそもスタッフの方々にとってどんなハッピーが待っているのかを、ヨソ者からの問いを通じてトップが答えていった。
ヨソ者の本質的な価値は、ノンテクを知っていることでもそれを教えられることでもない。ヨソ者であること自体に本質的な価値がある。ムラの住民ではないからこそ、村長であるトップに対しても、ムラ人では言えないような健全な問いを投げかけることができる。村長もムラ人も、このヨソ者の本質的な価値を使い倒さない手はない。講師とは、単なる仮の姿なのである。
メインは、問題解決プランの内容の「書き手」と「読み手」の捉え方のギャップについて。人によって掛けている色眼鏡が違うなか、本当に書き手が意図した内容通りに読み手が捉えているのかを、実際の自分たちが作成した問題解決プランを教材にしながら確認・共有していった。
その間にも、トップと現場スタッフの方々が、膝を突き合わせて対話をしながら、お互いの認識の擦り合わせが白熱。このような空間をつくることができる介護事業所が、全国にどれだけあるだろうか。トップも働いているスタッフの方々も、その観点でとても恵まれている。ヨソ者はそう感じた。
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