佐藤 和弘
達者の家ノンテク研修Day17(オンライン研修Day1)で講演

今回は、大阪(講師)と鹿児島県長島町をつなぎ、インタラクティブオンライン研修を実施。個人学習ではなく組織学習にオンラインを活用する貴重な事例は、これからの組織学習のあり方を大きく変える可能性がある。
今回の事例の教訓を1つ。学びにおいて重要なのは、「人は空気で学ぶ」ということを理解することだが、オンライン組織学習において場の空気を擬似体験するためには、「風景(背景)」が大切であるという気づきがあった。画像のように、達者の家の中の様子を見た瞬間に、一気にその場にいるような感覚になったことは、オンラインという場の空気を設計するための重要なポイントとなる。
今回のメインは、以前より法人組織全体において極めて重要になるテーマを、実行レベルまで押し上げ。今回もトップからのメッセージとスタッフの方々との健全な対話から始まり、個人レベルでの行動計画、他者からのアドバイス、ヨソ者からお一人お一人への知恵のおすそ分け(フィードバック)まで、あっという間の3時間だった。
最後は、有事における問題解決でのポイントを3つほど共有し、トップからのメッセージで幕を閉じた(退出した)。
これから、広まってくるであろう、医療介護業界のオンライン組織学習。それにはやはり、組織学習のための組織学習ではなく、組織変革のための組織学習の観点での設計が肝になる。