リーダー研修では、法人ビジョンを前提にして、それぞれの組織の「あるべき職員像」を具現化。よくありがちな「◯◯できる職員」といったように、概念レベルで洗い出して終わるのではなく、そこからそれを業務の場面での行動(映像)レベルに落とし込む。具現化といったのは、それを演技を通じて表現するからだ。全体共有は、まさに劇団のように迫真の演技。それは利用者の方と職員の方がそこにいるかのような擬似体験ができるほどリアル。問題解決とは、まさにこういうリアルをいうのであって、これを理解すれば概念レベルの議論がいかに漠々な議論であるかがよくわかる。
幹部研修は、この具現化されたあるべき職員像を参考にしながら、人を動かすマネジメントの森のなかの1つの木に選択と集中。その木を育てるために必要な議論を踏まえて、概念の具現化と意思決定力を高めていった。
このように、双方のクラスがGive & Giveの関係で問題解決を行うのがあるべき姿。あくまでも、組織変革は総力戦の世界である。
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