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Writer's picture佐藤 和弘

2019 年度「第 12 回血液浄化関連指定講習会」で講演


テーマは「透析室管理と組織マネジメント」。


本講習会の受講により受験できる「血液浄化専門臨床工学検定試験」は、驚くなかれ、合格率6.1%の超難関。いわば、日本の次世代の血液浄化リーダー候補が集まり、この分野のそうそうたるトップランナーから、3日間かけて徹底的に学び尽くす。


その1日目の締めをつとめる組織変革屋は、本来は5時間は平気でかかる組織変革と空気のマネジメントの内容を40分に超圧縮し、エッセンスを提供。そのうえで、今回は他者と話し合ってアウトプットする時間はなかったため、「では1分で書いてみてください」と、文字でアウトプットしてもらった。


今回の参加者は、全員が推進派だとすぐにわかる。なぜなら、合格率を見てわかるように、推進派でない医療者が踏み入れることができるほど、血液浄化専門臨床工学検定試験は甘くないからだ。行動を通じて2:6:2を判断するのは、とてもシンプルな判断基準である。

このように、高度なテクニカルスキルを持った次世代リーダーが、能力の土台としてノンテクニカルスキルを本気で身につけていけば、医療の未来にもかすかな希望が生まれるだろう。

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