top of page

2019 年度「第 12 回血液浄化関連指定講習会」で講演

Writer's picture: 佐藤 和弘佐藤 和弘

テーマは「透析室管理と組織マネジメント」。


本講習会の受講により受験できる「血液浄化専門臨床工学検定試験」は、驚くなかれ、合格率6.1%の超難関。いわば、日本の次世代の血液浄化リーダー候補が集まり、この分野のそうそうたるトップランナーから、3日間かけて徹底的に学び尽くす。


その1日目の締めをつとめる組織変革屋は、本来は5時間は平気でかかる組織変革と空気のマネジメントの内容を40分に超圧縮し、エッセンスを提供。そのうえで、今回は他者と話し合ってアウトプットする時間はなかったため、「では1分で書いてみてください」と、文字でアウトプットしてもらった。


今回の参加者は、全員が推進派だとすぐにわかる。なぜなら、合格率を見てわかるように、推進派でない医療者が踏み入れることができるほど、血液浄化専門臨床工学検定試験は甘くないからだ。行動を通じて2:6:2を判断するのは、とてもシンプルな判断基準である。

このように、高度なテクニカルスキルを持った次世代リーダーが、能力の土台としてノンテクニカルスキルを本気で身につけていけば、医療の未来にもかすかな希望が生まれるだろう。

Recent Posts

See All

玉名市社会福祉協議会玉名市包括支援センター主催のノンテクニカルスキル研修で講演しました

昨日は、玉名市社会福祉協議会玉名市包括支援センター主催のノンテクニカルスキル研修で講演しました。 僕はオンラインで講演。テーマは「会議の空気のマネジメント」。目に見えず手も触れられないけれど、人に影響を及ぼす強大な力を持った「空気」に向き合い、組織の2:6:2の法則を羅針盤...

カネカ労働組合高砂支部で講演しました

先日は、カネカ労働組合高砂支部で講演しました。 医療の立場で他の産業・業界の方々にノンテクニカルスキル教育を提供しているのには、ある目論見があります。それは、「逆輸入」です。 医療発のノンテクニカルスキルを通じてさまざまな産業・業界現場で小さな成功を量産していただき、その成...

群馬県病院局のノンテクニカルスキル新人編で講演しました

先日は、群馬県病院局(心臓血管センター、がんセンター、精神医療センター、小児医療センターの県立4病院)のノンテクニカルスキル新人編での講演のため、群馬県庁へ。 メインセッションは、問題解決プランの作成と学び合い。 「本当の答えは現場にしかない」...

Comments


bottom of page