• 佐藤 和弘

AIとノンテクニカルスキルの両方を「現場医療者が」学ぶ

東大の松尾研が「医療ハブ構想」という、医療・医療周辺への深層学習導入を支援するハブを構想しています。 医療のドメイン知識を持つ医師・スタッフと深層学習技術者をつなげるハブになり、より深層学習の社会実装を広げていくそうです。 その根底には、技術者が医学・医療を学ぶのではなく、「医師やその他の医療従事者・スタッフがAIを学ぶ」方が、現場の問題解決に資するはず、という考え方があるとのことです。ここは、熟考すべきとても重要な部分です。 ノンテクニカルスキルを通じて組織で問題解決する能力を高め、その問題解決の手段としてAIを活用していく。AIとノンテクニカルスキルの両方を「現場医療者が」学ぶことが、やはり医療の未来を創る現実解ですね。 ただ、実は医療現場にもエンジニアがいます。臨床工学技士(Clinical Engineer)です。すでに通り過ぎつつある千載一遇のチャンスが、まだ辛うじて残っています。

https://youtu.be/8HpIajHi4T4

Recent Posts

See All

メタバースという流行り言葉の背景には、「非現実世界(バーチャル)を現実世界(リアル)に近づけていきたい」という、人間の自然な欲求があるように思います。 あくまでも、僕らが日々生活しているのは、今この瞬間も目の前に見えている現実世界であり、いかにこの現実世界を心身ともに豊かに過ごすかは、誰しもが関心を持つことだと言えます。 その上で、テクノロジーの進化によって、従来の文字や音声の世界から、画像や動画

「問題を正しく解決するよりも、正しい問題を解決することが大事」 もちろん、「問題を正しく解決する」ことも「正しい問題を解決する」ことも、両方大事です。ただ、正しい問題において間違った対策を実行すれば「解決できなかった」だけで終わるかもしれませんが、間違った問題を正しく解決しようとしてしまうと、本当の問題が解決しないだけでなく、それによって別の問題が起こってしまうかもしれません。その意味では、上記の

昨今、「パーパス(経営)」といった言葉が流行っています。「存在意義」と訳されることもあるパーパスですが、これは本来は「目的」という意味になります。経営単位であれ個別業務単位であれ、ある活動は目的を実現するための手段ですから、「何のためにその活動を行うのか?」という目的を押さえることは、これまでも、そしてこれからも重要であり、本来は普遍的なことです。 では、なぜ、このような整理をしたのかというと、と