• 佐藤 和弘

中川調剤薬局全体研修Day20(オンライン研修Day3)で講演

中川調剤薬局全体研修Day20(オンライン研修Day3)で講演。すでに、5月から半年で3回目のオンラインでのノンテク研修。


有事は政治(Politics)・経済(Economy)・社会(Society)・技術(Technology)の環境変化を非連続的に加速させます。だからこそ、それらを俯瞰的に勘案しながら、これから医療業界で起こりうる未来を予測し、自組織のあるべき姿を描いていくことが大切です。


今回の有事によって、人々のテクノロジーに対するリテラシーが高まることは、結果的に医療のDXを加速させていくことになるでしょう。そしてそれは、平時から組織変革(OX)を地道に取り組んできた組織であるほど適応していくことができると考えるのが自然です。


一般的に、ともするとテクノロジーによって人間の価値が奪われる方向への話がされがちですが、オンライン診療やオンライン研修などからわかるように、テクノロジーによって人間は選択肢を増やすことができます。個人においても組織においても「選択肢は力」です。テクノロジーと共生する組織への変革は、言い換えれば、人間だけでは得られない選択肢を増やす営みです。そして、このテクノロジーによって増えた選択肢として、今回のオンライン研修があると言えます。


このようなテクノロジーの恩恵を受けて実施された今回の双方向型オンライン研修では、ヨソ者の出番(発言)は10分ほど。以前から言っていますが、このようにヨソ者の出番が少ないのが、実は組織学習の理想の姿です(もちろん、時と場合によります)。なぜならば、ヨソ者がいないと組織学習ができなければ、ヨソ者がいる時にしか組織学習ができなくなってしまうからです。


ヨソ者がやるべきことは、自らの存在意義を(自己満足的に)示すことではなく、あくまでも組織変革を伴走することであり、ヨソ者自身、この目的を見失わないようにしなければなりません。

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