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小学生向けの説明は物事の本質を表現している
自分が詳しくない分野について生成AIを使って学ぶ際に、専門的な説明とセットで教えてもらうことをおすすめしている小学生向けの説明*。 昔から「小学生にわかるように説明して!」といった言葉がありますが、これは、難しいことはわからないという意味合いだけでなく、小学生向けの説明が、その物事の本質を表現していることを意味するからではないでしょうか。 このことは、専門的な説明と小学生向けの説明を二重構造でとらえ、両者を行き来しながら物事を理解していくことの重要性を意味しています。 さらに言えば、小学生向けの説明は、多分野多職種で共通言語をつくるうえで拠り所となる「理解の軸」になると考えています。 *生成AIへのカスタム指示: 私が「セット説明」と言った場合、専門的な説明と小学生向けの説明をセットにして説明してください。
佐藤 和弘
Mar 24


あらゆる業務は、その場面での問題を解決している
問題解決と聞くとインシデントなどの出来事をイメージしやすいですが、実は、あらゆる業務はその場面での問題を解決しているといったことを、「問題解決とはあるべき姿と現状のギャップを埋めること」という説明の際によくお伝えしています。 例えば、ある「治療の準備」という業務があったとします。この場面において、 あるべき姿 「すぐに治療が始められる状態になっている」 ことであるのに対して、 現状 「まだ治療が始められない状態(機器の設定ができていなかったり、機器に設置する物品がテーブルの上に置かれたままになっているなど)」 であるため、スタッフは治療の準備という特定の業務を行うことによって、それらのギャップを埋めていることになります。 そして、このようなとらえ方を皆さんの1日の業務におけるそれぞれの場面に照らし合わせてみても、同様の説明ができるはずです。 ある概念があった場合、それを無意識的に限定的に解釈することもあれば、逆に拡大解釈することもありますが、問題解決という言葉は、一般に前者で、それもかなり特定の場面に限って使われる言葉ではないでしょうか。...
佐藤 和弘
Mar 22


京都保健衛生専門学校臨床検査学科の卒業記念講演に登壇しました
先日は、京都保健衛生専門学校臨床検査学科の卒業記念講演に登壇しました。 臨床というジャングルにおいて、さまざまな疾患と向き合うためには、「武器としてのテクニカルスキル」が重要ですが、さまざまな人や組織に向き合うためには、「防具としてのノンテクニカルスキル」が重要になります。自分を守るためにも、他のスタッフを守るためにも、もちろん患者さんを守るためにも。 一方で、今後医療現場が大きく変わることが予想されるAI時代において、実は「(臨床)経験がないということが強みになる」と考えています。 経験を通じてこれまでのやり方に強いこだわりを持つと、それを手放したくないと思うのは自然なことだと言えます。すると、これまでのこだわりを手放さなければならないようなAIの活用に対してなんとか抵抗したいと思うこともまた、自然なことだと言えます。 経験があるからこそ、自分のこだわりに自分自身が捉われてしまうというのは、時代が変わるたびに向き合うことになる根深いジレンマではないでしょうか。 それに対して、経験がなければ、そもそもこれまでのやり方に強いこだわりを持つこともない
佐藤 和弘
Mar 17