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Kiwi(CE医療機器安全管理支援)主催のオンラインセミナーで講演しました。
昨日は、Kiwi(CE医療機器安全管理支援)主催のオンラインセミナーで講演しました。 テーマは「ノンテクニカルスキル✖️生成AI〜ノンテクニカルスキルの観点から医療現場での生成AIの活用について考えよう!〜」 今回は、2つ目の画像にあるように、生成AIに関する5つの使い方について詳しく説明しましたが、生成AIに関しては、以下の3つの視点を押さえておくことが特に大切になります。 ①生成AIを使う目的 「正しい答えを得る」のではなく「(人間が)考えるための選択肢を増やす」 ②生成AIを使う核心的な価値 何か困ったことになったら生成AIのせいにできる* ③生成AIを使う領域 「削減系」と「創造系」** *もちろん、生成AIに責任を取ってもらうということではなく、「私が言ったことではなく、生成AIを使った結果、こういった内容が出てきましたので・・・」とスタッフ同士の直接的な批判や対立を防いでいくことを意味します **「生成AIを活用した結果、人間がやると1時間かかっていた業務が10分で終わるようになりました」といった削減系の領域はもちろんですが、スタッフ
佐藤 和弘
Nov 9


生成AIを使って学ぶ汎用的な工夫
特に、自分の専門外の分野に関して生成AIを使って学びたい場合におすすめなのが、その分野の「専門的な説明」に加えて、「小学生向けの説明」も教えてもらうようにすることです。 この画像は、問題解決の六大大陸について、小学生向けの説明を生成してもらうようにプロンプトを工夫したものですが、たしかにわかりやすいですね。 プロンプト ********************** 問題解決の六大大陸(世界地図)について、専門的な説明と小学生向けの説明をセットにして教えてください。 ********************** (なお、問題解決の六大大陸(世界地図)に関しては、ChatGPTの「あなたについての詳細」の設定の部分で説明しています) 僕は、小学生向けの説明というのは、実は、物事の本質をシンプルに表現したものではないかと考えています。そして、その本質を「大人」の視点で複雑に表現し直したものが、専門的な説明だととらえることができます。 だからこそ、物事を理解するために大事なことは、以下のように、複雑とシンプルの往復運動をすることだと言えます。 専門的な説
佐藤 和弘
Oct 20


「情理的な中立性」というAIの核心的な価値
「言いにくいことはAIに言ってもらう」 といったように、AIの核心的な価値は、「情理的な中立性」にあると言えます。 例えば、ある業務を新たに行うために、従来の業務をやめる方向にもっていきたいとします。しかし、その従来の業務に強いこだわりをもっているAさんからすると、たとえ新...
佐藤 和弘
Jun 4
instagramで生成AIで考えたワンフレーズ・ノンテクニカルスキルを紹介していきます
これまで僕がノンテクニカルスキルを一言で表現してきた複数の「ワンフレーズ・ノンテクニカルスキル」の内容をIn-Context Learningを行ったうえで、AIを使って生成した新たなワンフレーズ・ノンテクニカルスキルを、これからインスタで紹介していきます(背景もAIを使っ...
佐藤 和弘
May 27


何を考えることが大事なのかを生成AIに示してもらう
医療現場のある治療における状況を想定し、In-Context Learning(ICL)を通じて学んだノンテクニカルスキル(42種類のワンフレーズ・ノンテクニカルスキル)の観点から、「何を考えることが大事なのか」を示してもらいました。...
佐藤 和弘
Mar 19


正論が否定的な言葉として使われる現象名
本来「正しい議論」であるはずの「正論」という言葉が否定的な言葉として語られることがあるという、一見すると矛盾した現象について、ChatGPTが考えた名称(空回り正論現象)と僕が考えた名称(二重正論現象)のどちらがより適切に表現しているか対決しました。...
佐藤 和弘
Mar 12


ノンテクAIの(すぐ先の)未来
これまで投稿したワンフレーズ・ノンテクニカルスキルを42種類ほどIn-Context Learning(ICL)で学んでもらい、ChatGPTに新たにワンフレーズ・ノンテクニカルスキルを3種類考えてもらいました。 たしかに、表現の内容や方法などが僕っぽいですね。...
佐藤 和弘
Mar 9


異なる生成AIのモデルによる問題解決プランの共通点と相違点
GPT-4.5とGPT4oで同じ目的と現状に関する情報をそれぞれ入力し、その結果として生成されたあるべき姿、問題、原因、対策に関する情報の共通点と相違点をGPT-4.5に整理してもらいました。 GPT-4.5はEQ(心の知能指数)が進化している*ようですが、まさに、「GPT...
佐藤 和弘
Mar 6


ノンテク指導者(問題、原因、対策編)
ノンテク指導者のChatGPTによる、問題解決の六大大陸の指導は、「問題」「原因」「対策」の考え方やまとめを経て完結しました。 今回は、問題解決の六大大陸に関する基本的な考え方を理解してもらうようにChatGPTをカスタマイズしただけですが、ノンテクに関する他のさまざまな考...
佐藤 和弘
Mar 4


ノンテク指導者(現状、あるべき姿編)
ノンテク指導者役のChatGPTに、問題解決の六大大陸に関して、「目的」についての考え方に続き、「現状」と「あるべき姿」の考え方について指導してもらいました。
佐藤 和弘
Mar 3




手段(生成AIの活用)は目的に従う
自分がある結論を持っていた場合、あえて真逆の視点の角度を持つ結論も用意し、それぞれの結論を支える理由を考えてみて、どちらのほうが結論の説得力を高められるのかを確認してみるのも一つの方法と言えます。 さらに言えば、AでもBでもない、Cという第3の結論が存在しないかどうかを確認...
佐藤 和弘
Feb 28


反対意見に対する反論
先ほどの投稿の続き、 ChatGPTの反対意見に対して反論してみました。「もし、『本当の答えは現場に限らない』とするならば、次のような主張が考えられます」して挙げた3点の主張も、どれも「本当の答えは現場にしかない」という主張の反対意見とは言えないことがわかりますね。...
佐藤 和弘
Feb 27


「思考の揺さぶり」をかけてみる
自分の主張に対して、あえて反対意見を考えてみる。言うなれば、「思考の揺さぶり」をかけてみるという営みは、思考のバイアスに向き合うために重要な営みだと言えます。ただ、自分自身でそれをやるのは、そもそもバイアスの持ち主として難しい。かといって、他者からの反対意見というのは、情理...
佐藤 和弘
Feb 27


問題解決の六大大陸の考え方に対する反論
問題解決の六大大陸の考え方に対して、ChatGPTに「反論」を考えてもらいました。 視点には「角度」があり、視点によって見え方が異なるということは、さまざまな物事に共通するでしょうが、もちろん、それは問題解決の六大大陸の考え方も例外ではありません。...
佐藤 和弘
Feb 26


リーダーは合理と情理のどちらに基づくべきか
ChatGPTに「合理派」と「情理派」の2役を演じてもらい、議論し合ってもらいました。これらの議論をふまえて、合理と情理のどちらに結論づけたのでしょうか。
佐藤 和弘
Feb 26


学術と実務の視点の違い
「『学術』と『実務』は、それぞれ問題解決の六大大陸の6つの論点のどこに特に注目していると言えますか?」という質問に対するChatGPTのまとめ*。 僕自身は当初、 学術:目的、現状、あるべき姿、問題に特に注目する 実務:目的、問題、原因、対策に特に注目する...
佐藤 和弘
Feb 19
人間における自己教師あり学習(自分から学ぶ)
昨今のAIの基盤となっているニューラルネットワークは人間の脳の神経回路を模したものですが、一方で、AIを理解するということは人間(の脳)を理解することにつながるという学びの相互作用的な関係にあると言えます。 そのうえで、大規模言語モデルにおいて「トランスフォーマー」とともに...
佐藤 和弘
Aug 31, 2024
効率系と創造系の2種類の生成AIの活用の観点
生成AIの使い道は、大きく「効率系」と「創造系」の2種類に分けることができます。 前者は、例えば文書の自動作成や文章の要約など、10の労力を自動化によって5に減らすといったイメージで、「分母」の議論と言えます。世の中の生成AIにおける議論は、多くが効率系の議論ではないかと思...
佐藤 和弘
Aug 30, 2024
カネカ労働組合高砂支部で講演しました
先日は、カネカ労働組合高砂支部で講演しました。 医療の立場で他の産業・業界の方々にノンテクニカルスキル教育を提供しているのには、ある目論見があります。それは、「逆輸入」です。 医療発のノンテクニカルスキルを通じてさまざまな産業・業界現場で小さな成功を量産していただき、その成...
佐藤 和弘
Jul 27, 2024
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