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奈良民主医療機関連合会の主任研修で講演

Writer: 佐藤 和弘佐藤 和弘

奈良民主医療機関連合会の主任研修(双方向型オンライン研修)で講演しました。テーマは「問題解決の技法」。


テクニカルスキルとノンテクニカルスキルの関係性や問題発見型と問題設定型の問題解決、問題解決の六大大陸(世界地図)などについてお伝えした後は、【あるべき姿】に焦点を当てて、映像レベルで具体的に描くセッション。


一般論として、【あるべき姿】は旅の目的地と言えます。ある【目的】のために旅をするにしても、それを実現できる目的地は1つとは限りません。さらに言えば、出発地である【現状】が刻々と変わっていくうえでは、目指すべき目的地も変わってくるかもしれません。


ただ難しいのは、【あるべき姿】は誰も見たことのない未来の現実世界ですから、どのように描くことが本当に正しいのかは、実際にたどり着いてみなければわからないこと、さらに言えば、わからないからこそ、さまざまな描き方ができることである、と言えます。


いずれにしても、ノンテクニカルスキルはあくまでもスキル(技術)。スキルの習得は、やはり地道な反復練習が大切になりますね。そして、それは個人単位に留まらず、組織単位で行うことが大切になります。

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