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  • Writer's picture佐藤 和弘

ワンフレーズ・ノンテクニカルスキル1

「健全にごまかす力」


組織変革は、痛みが先、効果が後。効果を得られた時に、ようやく痛みの本当の意味がわかる、伏線回収の世界。効果が得られるまで続けるために、「まあまあ、騙されたと思って」と、スタッフに対して健全にごまかす力が大切。

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ワンフレーズ・ノンテクニカルスキル22

「螺旋状の一往復の習熟」 「学習が大事」 ↓習熟 「練習が大事」 ↓習熟 「(やっぱり)学習が大事」 といったように、習熟していく中で原点回帰する考え方。だが、それは単に元に戻ったわけではなく、螺旋状に思考が一段高まった原点回帰を意味し、「Aが大事」ということと、「Bをふまえたうえで、やっぱりAが大事」ということとは、本質的に大きな違いがある。

ワンフレーズ・ノンテクニカルスキル21

「表の目的と裏の目的」 目的とは、何のためにそれを行うのかを表すもの。ある取り組みを行う場合、複数の目的があるとスタッフが混乱するため、目的は1つに絞っておくことが望ましい。一方で、リーダーは、スタッフと共有する「表の目的」とは別に、組織を導く立場として「裏の目的」も押さえておくことが大切になる。例えば、「スタッフの問題解決力を高める」というのが表の目的であるのに対して、(それによって)「組織を変

ワンフレーズ・ノンテクニカルスキル20

「一時的な非効率の谷」 新しい取り組みを業務に取り入れた直後は、まだそのやり方に慣れていないために、一時的に業務が非効率になる。その段階でスタッフにアンケートを取れば、「やりにくい」「上手くいかない」「前のやり方のほうがよかった」といったように、ネガティブな意見が出てくるのは当然。ある取り組みが上手くいかない原因は、その取り組み自体にあるのか、単に慣れていないだけなのかの見極めが大切。後者であれば

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