top of page

本人にとってどう都合が良いのかを考える

  • Writer: 佐藤 和弘
    佐藤 和弘
  • Jun 28, 2025
  • 1 min read

組織の2:6:2の法則を用いると、ともするとスタッフ一人ひとりの個性が見えなくなってしまいそうに思えますが、実はむしろ逆で、個性に目を向けるために、あえてスタッフを推進派、慎重派、抵抗派に分けてとらえます。


例えば、あるミーティングで発言しない慎重派に当たるAさんは、本当は自分の意見を持っているしそれを伝えたいけれど、後でBさんからいろいろ言われてしまうかもしれない。もっと言えば、Bさんから目をつけられるような意見はしないようにしようという空気がその場を支配しているのであれば、Bさんにとって意見しないほうが都合が良いという見方ができます。


言い換えれば、その方がBさん本人にとっては合理的であり、意見しないということは、本人の個性としての本音ではなく、空気に支配された結果としての建前ととらえることができるのです。


このように、他者から見れば一見非合理的に見える行動を観察するなかで、本人にとっての合理性を明らかにしていくためには、そのほうが本人にとってどう都合が良いのかを考えていくことが大切だと言えます。

Recent Posts

See All
職位単位の配置のマネジメントと(国家)資格のDNA

人材マネジメントの6つの仕組みの一つである「配置」のマネジメント。この配置のマネジメントのポイントは適材適所に尽きますが、これには、以下の3つの単位があります。 ①「部署単位」の適材適所 ②「個別業務単位」の適材適所 ③「職位単位」の適材適所 この中で、実は見落としがちなのが③の職位単位の適材適所の配置のマネジメントだと言えます。というのは、スタッフが管理者になる指標は「現場経験年数」であるのが一

 
 
 
あるべき姿を描くことが最も難しい理由

【目的】【現状】【あるべき姿】【問題】【原因】【対策】の6つの論点(大陸)からなる問題解決の六大大陸。これら6つの論点の中で、最も考えるのが難しく、かつ、考える習慣をつけにくいのが、【あるべき姿】でしょう(考える習慣をつけにくいから、考えるのが難しいとも言えます)。 【目的】とはそもそも抽象的な「概念」ですから、「最善の医療を提供する」「安全安心の医療を提供する」「患者中心の医療を提供する」といっ

 
 
 

Comments


© 2013 by Kazuhiro Sato

 

bottom of page