(未来の)自分を守るために他者のミスを批判しないようにする
- 佐藤 和弘
- Jun 27
- 1 min read

「他者のミスを批判しない」
というと、相手のことを思いやるといった利他的な印象がありますが、ここで注目したいのはそのような美しい話ではなく、
「ミスを責めると自分が同じミスをした時に逆に責められますけど、大丈夫ですか?」
という問いについてです。
他者のミスを批判するというのは、事例が増えていけばいくほど自分に不利で、10通りのミスを批判すれば、これから自分がミスできなくなる事例が10通り増えてしまうことを意味しています。
もちろん、あえてそうして自分にミスをしないためのプレッシャーを与えるという本人にとっての合理性がある場合も考えられますが、やはり、逆に自分が責められるような状況はつくりたくないと考える人が多数派なのではないでしょうか。
であれば、利他ではなく利己的な観点から他者のミスを批判しないようにするという考え方も選択の一つと言えます。




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