top of page
  • Writer's picture佐藤 和弘

ひろやす荘ノンテク研修Day5で講演


全国の医療介護施設における問題解決シート枚数の絶対王者は、この一年で7,800枚超という圧巻の結果。


そして、前回からの問題設定型の問題解決も、各部署最寄駅へと確実に近づいているなか、全ての医療介護施設がこれから本格的に向き合わざるを得ない「業務改善」の問題解決へと、これから前進していく。


現場の生産性を高めるためには、極論3つの方法しかない。

①人を増やす ②能力を高める ③業務を改善する


ただ、残念ながら労働人口が減少するなかでは人を増やすのは難しいし、人の能力を高めるにも限界があるから、それらの問題解決をしながらも、結局は業務改善をしていくしかない。業務とは行動のための仕組みである。自分たちの行動を変えなければ【あるべき姿】を実現できないが、業務を変えなければ行動は変わらない。つまり、業務改善の本当の意味は、「行動改善」に等しい。


その業務改善も、本来はテクノロジーによる「自動化」が本質的な解であるが、まずは人力による「仕組み化」に取り組まざるを得ない。千里の道も一歩からである。


そして、よくある業務改善の取り組みが頓挫する理由も、ノンテクを学んでいればわかるはず。ノンテクという翻訳装置が組織になければ、業務改善は単なるスローガンで終わる。

Recent Posts

See All

Magic Shiels主催オンラインセミナーで講演しました

昨日は、Magic Shiels主催オンラインセミナーで講演しました。先月の基本編に続き、医療安全のためのノンテクニカルスキル導入編。組織変革と空気のマネジメントについてや、ノンテクニカルスキルを組織に導入するための仕組みづくりのポイント、生成AIとノンテクニカルスキルの関係性などについてお伝えしました。 組織変革と空気のマネジメントに関連するのですが、「逆ドミノ倒し現象」と呼んでいる考え方があり

Magic Shields主催オンラインセミナーで講演しました。

先日は、Magic Shields主催オンラインセミナーで講演しました。テーマは「医療安全のためのノンテクニカルスキル基本編」。 いつもノンテクニカルスキルの4つの領域としてお伝えしている「考える力」「伝える力」「決める力」「動かす力」。医療安全においても、 【考える力】 思い込み 思い間違い 認識間違い など 【伝える力】 伝え間違い(伝達ミス) 伝えたのに伝わらなかった など 【決める力】 組

bottom of page