法人組織全体の明確なビジョンのもと、組織のあるべき姿を描く具体的な議論。
医療機関のビジョンは、希少性が高く、圧倒的な持続的競争優位性を持ち、本質的で高度なテクニカル（専門）領域に関する強みを有しているほど、明確になる。逆にいえば、テクニカル領域の本質的な強みを明確にしなければ、ビジョンは描けない。だからこそ、それが明確な医療機関で働くスタッフは恵まれていると言える。
そして、そのビジョンに向けた組織の問題解決も、本質に向かっていけばいくほど、リアルにならざるを得ない。現実世界の問題解決は結局、現場の「半径5メートルのリアル」に向き合っていくしかないのである。
昨日は、Magic Shiels主催オンラインセミナーで講演しました。先月の基本編に続き、医療安全のためのノンテクニカルスキル導入編。組織変革と空気のマネジメントについてや、ノンテクニカルスキルを組織に導入するための仕組みづくりのポイント、生成AIとノンテクニカルスキルの関係性などについてお伝えしました。 組織変革と空気のマネジメントに関連するのですが、「逆ドミノ倒し現象」と呼んでいる考え方があり
先日は、Magic Shields主催オンラインセミナーで講演しました。テーマは「医療安全のためのノンテクニカルスキル基本編」。 いつもノンテクニカルスキルの4つの領域としてお伝えしている「考える力」「伝える力」「決める力」「動かす力」。医療安全においても、 【考える力】 思い込み 思い間違い 認識間違い など 【伝える力】 伝え間違い（伝達ミス） 伝えたのに伝わらなかった など 【決める力】 組