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あるべき姿を描くことが最も難しい理由
【目的】【現状】【あるべき姿】【問題】【原因】【対策】の6つの論点(大陸)からなる問題解決の六大大陸。これら6つの論点の中で、最も考えるのが難しく、かつ、考える習慣をつけにくいのが、【あるべき姿】でしょう(考える習慣をつけにくいから、考えるのが難しいとも言えます)。 【目的】とはそもそも抽象的な「概念」ですから、「最善の医療を提供する」「安全安心の医療を提供する」「患者中心の医療を提供する」といったように、医療機関の理念に掲げるような言葉を紡ぎ出すことはイメージしやすい一方で、その【目的】が実現できている未来の現実世界を具体的な「場面」で表す【あるべき姿】は、ある意味、【目的】とは表現方法において対極にあるととらえることができます。 【目的】抽象的な「概念」 ↓↑ 【あるべき姿】具体的な「場面」 そのうえで、例えば「最善の医療を提供できている具体的な場面をロールプレイで再現してみてください」といざ言われると、おそらく戸惑うでしょうか。誰にとって何をもって最善の医療と言えるのか、簡単に答えを出せる問いではないからです。 さらに言えば、診療報酬制度に
佐藤 和弘
Dec 19, 2025


一般化・平均化の罠
問題解決の文脈で、さまざまな機会に伝えていることに「一般化・平均化の罠」と呼んでいる考え方があります。 例えば、目の前に100人いて、50人がメガネをかけていて、残りの50人がメガネをかけていない場合、平均すると「片目だけメガネをかけている人」と言えますが、実際には目の前には誰一人としてそのような人はいません。 このことが意味するのは、一般化・平均化すると、「皆に当てはまるようで、実は誰にも当てはまらない答えになってしまいかねない」ということです。 もちろん、一般化・平均化のすることにはメリットがあって、それは一言で言えば「コミュニケーションが楽になる」ことでしょう。「これはこれ、あれはあれ、それはそれ」といったように個別に説明する手間が省けるからです。 たしかに「日本人は」「医療者は」「患者さんは」といったように主語を大きくすれば、ひとつの主張で済むので、あれこれと説明する必要がなくなり楽ではあるでしょう。しかし、仮に「日本人は真面目だ」といった意見があっても「平均的にはそうかもしれないけど、自分は真面目じゃないなぁ」と思う人もいるはずです。い
佐藤 和弘
Dec 13, 2025


「生成AI×ノンテクニカルスキル」の一連のページに「生成AIにフィードバックする」ページを新たに追加しました
「生成AI×ノンテクニカルスキル」の一連のページに「生成AIにフィードバックする」ページを新たに追加しました。 https://www.medi-pro.org/ai5 現状、人間側が生成AIに対して「身体性」と「現実世界への接続」という圧倒的な優位性を持っているのであれば、現実世界の問題解決は、いかに人間側から生成AIにさまざまな情報や考え方をフィードバックするかがとても重要になると言えます。 このページでは、僕がスタッフ役を演じて、生成AIが一旦生成した【あるべき姿】に関する情報に対して、3つの視点でフィードバックし、それらの内容をふまえて生成AIに【あるべき姿】を再構成してもらう様子がデモ動画を通じて確認できます。
佐藤 和弘
Dec 10, 2025