少数派思考のすすめ
- 佐藤 和弘
- Jun 17
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「人は前例を求める」生き物と言えます。たしかに、多くの人が左に向かって歩いていると、「あっちが正しいはず!」と思うのは自然なことですし、それが正しいことも往々にしてあるでしょう。
ただ、もし皆が暗黙的に左に向かって歩いているけれど、一向に目的地にたどり着かないのであれば、進む方向自体が間違っているのかもしれません。
そのような場合に大切なのが、皆が進む左の道と逆の右の道を進んでみようと考える「少数派思考」です。その結果、こっちの道のほうが目的地にたどり着けそうだったら、そのことを皆に教えてあげる。
もちろん、最初は「なんであの人だけ右に行ってるんだろう・・・」と不思議がられるかもしれませんが、これも伏線回収の世界。正しい道を見つけた時に、「ほらね〜!」と自慢すればいいし、間違ってたら「おかしいなぁ」ととぼければいい。それを楽しみに、少数派思考で行動するのも、選択の一つと言えます。もちろん、これも時と場合によりますが。




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