沈黙という同調は賛同ではない
- 佐藤 和弘
- Jun 21
- 1 min read

空気をポジティブに変える鍵を握る、組織の多数派である慎重派。その慎重派が自分(たち)を守るために利用する防具が「沈黙という同調」です。
そのうえで大事なことは、この「沈黙という同調は賛同ではない」ととらえておくことです。「賛成も反対もしない」ということにこそ意味があるからです。
例えば、推進派が提案して決定したある取り組みがうまくいかなかった場合、その決定の際に賛同していなかったという事実が自分を守ることになりますし、抵抗派が反対してある取り組みを実行できなかった結果問題が起こった場合も、反対意見が出た際に賛同していなかったという事実が自分を守ることになります。
なので、慎重派からすると、同調を賛同と思われては困るわけなので、リーダーが慎重派の情理を理解するうえでは、同調と賛同を分けてとらえておくことが大切と言えます。




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