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生成AIを活用する際の半径5メートルのアラインメント

  • Writer: 佐藤 和弘
    佐藤 和弘
  • Feb 28
  • 2 min read


生成AI(大規模言語モデル)における3つの学習段階。このそれぞれの段階の目的は、画像のように表現することができます。


①事前学習←言葉と世界を学ぶ

②ファインチューニング←正しい答え方を学ぶ

③アラインメント←人の価値観を学ぶ


そのうえで、ノンテクニカルスキルの観点から特に注目するのは、③の「人の価値観を学ぶ」段階です。


人の価値観は多様で、自組織(自部署)に10人のスタッフがいれば、10通りの価値観が存在することになると言えます。


例えば、スタッフAさんだけ、他のスタッフとは違う手技を行っている場面。そのAさんは以前に別の施設で長年従事していて、そこでのさまざまな経験やそれによる習慣化によって、どうしても独自の手技を行ってしまいがちになっているのであれば、ただ「ウチのやり方に従ってください」と主張するよりも、独自の手技にどのような「こだわり」があるのかをAさんに聞きながら、そのこだわりを自施設の手技にも反映させられるように導いていったほうがよいかもしれません。


このことをふまえたうえで注目すべきなのは、「人の価値観を学ぶ」という『人』とは、誰のことなのか?」という問いです。あくまでもAさんはその施設にいる人であって他の誰でもありませんから、生成AIにはAさん自身の価値観(こだわり)を知るはずがありません。


だからこそ、自施設で生成AIを活用していくうえでは、Aさんをよく知る同じ組織(部署)のスタッフがその意味での、半径5メートルのアラインメントを行っていくことが大切になると言えます。

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© 2013 by Kazuhiro Sato

 

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